不妊治療の種類はおもに4種類です


不妊治療に利用できる治療は、保険が適用されるものと、適用外のものがあります。
それぞれ種類がありますが、おもに利用することができる不妊治療は4種類です。

タイミング法・排卵誘発法・人工授精・体外受精と4つの種類があります。
それぞれをステップアップに進めていき、妊娠しなければ次の段階に移る治療です。
さらに、タイミング法・排卵促進法・人工授精で妊娠できなければ、腹腔鏡検査を受ける方法もあります。

タイミング法は性交渉の回数が少ない方におすすめです

不妊治療のタイミング法は、排卵日を特定し妊娠しやすくする治療方法です。
妊娠しやすい時期とは、排卵日4日前~排卵前日までだといわれています。
排卵日を特定するために、尿中LH検査や超音波検査を利用し、性交のタイミングを指導する治療法です。

タイミング法に適しているのは、性交渉が少ないカップルです。
夫婦生活の回数が多い場合は、タイミング法で妊娠の確率はあまり高くなりません。
排卵予定日数日前に病院に受診し、超音波検査にて卵胞の大きさを測定します。

同時に子宮内膜の厚さも診ることができ、排卵日を予測できる方法です。
排卵が近くなると子宮内膜が8mm以上に厚くなり、卵胞は20mmのサイズになります。

尿中にはLHと呼ばれる、黄体ホルモンが出てくるため、尿検査でも排卵日の予測が可能です。
自分でも基礎体温をつけることで、排卵日を予測することができます。

基礎体温は女性ホルモンの分泌状態を知り、排卵予測にも使うことができますから、不妊治療中もつけるようにしましょう。
タイミング法を利用する回数は4~6回くらいが目安となります。
この回数の治療を受けても妊娠しなかった場合は、排卵促進法に切り替えるか医師と相談しましょう。

排卵促進剤を使う方法は多数のやり方があります


タイミング法には自然周期をまって妊娠しやすくする方法と、排卵促進剤を使って良好な卵胞を育てる方法があります。
排卵がない方がタイミング法の治療の際に、排卵促進剤を使う治療法です。

または人工授精や体外受精を行う際にも、排卵促進剤は活用されています。
排卵促進法といっても、低刺激・中刺激・高刺激と種類があるため、その方に合わせた治療方法が利用可能です。

排卵促進剤を用いない方法は体に負担が少なく、連続周期採卵ができます。
その代わり採取した卵胞が空胞の可能性もありますし、採卵は1つだけで移植できるまで到達できない可能性もある方法です。

低刺激の排卵促進剤は、生理開始日3日目より薬を服用します。
自然排卵では移植までいけない方や、卵巣機能が低下している方におすすめの方法です。

低刺激の方法は注射を利用する方法もあります。
注射を打つため通院日数が多くなりますが、投与量を調節でき発育卵胞数をコントロールすることができる方法です。

中刺激から高刺激まで調節できる方法として、経口薬と注射を併用する方法があります。
生理開始日3日目より薬を服用し、はじめて採卵する方から、なるべく多く採卵したい方まで対応が可能です。

点鼻薬を用いる方法は、ロング法とショート法に分かれています。
仕事などの都合で採卵日を特定したい方は、ロング法がおすすめです。
ショート法は多くの採卵を希望される方で、通院日数を減らしたい方に向いています。

人工授精や体外受精も不妊治療のひとつです

不妊治療のタイミング法で妊娠できなかった場合は、人工授精や体外受精の方法に切り替えていく必要があります。

人工授精とは、精子を採取してから治療を行う方法です。
採取した精子は運動しているものだけを洗浄して回収し、妊娠しやすい期間に合わせて子宮に戻します。

人工授精はタイミング法のステップアップとして開始することが多く、子宮内の奥に精子を注入するだけの方法ですから、タイミング法と大きく変わらず自然に近い妊娠だといえるでしょう。
人工授精の場合は卵管が通っていなければならず、卵管の問題がある方は、妊娠することはありません。

その場合は体外受精の方法を検討する必要があります。
体外受精は卵子を取り出して、体外で受精させてから子宮内に戻す治療方法です。
タイミング法で妊娠できず、人工授精に切り替えても妊娠できないと判断した場合は、ステップアップして体外受精に治療方法を変更します。

体外受精には妊娠の確立をあげるための、排卵促進剤の使用が必要です。
成熟した卵子を排卵日に採取し、採取した卵子を培養液のなかで確認しながら受精させ、培養させたのち子宮に移植させます。

(まとめ)不妊治療の種類って?

1.不妊治療の種類はおもに4種類です

不妊治療のおもになものは、タイミング法・排卵促進法・人工授精・体外受精の4種類です。

それぞれ保険が適用となるもの、適用外となるものがあります。
タイミング法・排卵促進法・人工授精で妊娠できなければ、腹腔鏡検査を受けましょう。

2.タイミング法は性交渉の回数が少ない方におすすめです

排卵日の4日前~排卵日前日までが妊娠しやすいといわれているため、超音波検査や尿検査を使って、その日を特定します。

タイミング法は性交渉の少ないカップルにおすすめで、妊娠しやすい時期に夫婦生活を取り入れることで妊娠しやすくする治療です。

3.排卵促進剤を使う方法は多数のやり方があります

排卵がない方がタイミング法を試みる場合や、人工授精や体外受精の際にも排卵促進剤は活用されています。

治療方法は低刺激・中刺激・高刺激と種類があって、薬も飲み薬と注射・点鼻薬などを組み合わせるやり方です。

4.人工授精や体外受精も不妊治療のひとつです

タイミング法で妊娠できなかった場合は、人工授精を検討し、それでも妊娠できないと判断した場合は体外受精を活用しましょう。

それぞれがステップアップする治療方法で、その方の状態をみながら治療方法を選んでいきます。

監修医情報

六本木レディースクリニック
小松保則医師
こまつ やすのり/Yasunori komatsu

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経歴
帝京大学医学部付属溝口病院勤務
母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
国立成育医療研究センター不妊診療科
六本木レディースクリニック勤務
資格・所属学会
日本産科婦人科学会 専門医
日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本産婦人科内視鏡学会

運営者情報

運営クリニック 六本木レディースクリニック
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院長 小松保則医師