世界標準の採卵針は17Gという太さですが、当院では20Gという細い採卵針を使用しています。さらに細い超極細の採卵針もありますが、卵子の回収に時間がかかったり、卵子が壊れる場合もあるので20Gの採卵針を使用しています。
六本木レディースクリニックの不妊治療
不妊症は珍しいことではなく、一概に病気ともいいきれません。
原因にあった最適な治療方法を選択していく必要があります。
ここでは六本木レディースクリニックの不妊治療について
治療の種類やスケジュールをご紹介します。
不妊症について
一般に結婚や出産を考える年齢で、避妊せず、通常の夫婦生活を送っていれば、
結婚してからおよそ半年で7割、1年で9割、2年で10割が妊娠するといわれています。
そのような背景より、不妊症の定義について以前は「結婚後、あるいは妊娠・出産を希望してから2年を経過しても妊娠しない場合」とされていました。
しかし、最近では晩婚化などの影響で、妊娠を希望されるご夫婦の高齢化が進んだことにより、「2年ではなく1年を経過しても妊娠しない場合」と再定義され、より早期の妊娠が促されるようになっています。
不妊症の検査
当院では、一般不妊検査、不妊ドッグ、AMH外来など様々な検査を行っております。
ご自身のお悩みや症状から検査をお選びください。検査の種類や詳細は下記からご覧いただけます。
不妊症の原因と不妊治療
不妊治療は不妊の原因にあった方法を選択していく必要があります。
不妊の原因には主に下記のようなことが、挙げられます。
- 卵巣や卵管、子宮がうまく機能していない
- 年齢やホルモンバランスが影響している
- 心理状態がよくない状況である
- 男性側に原因がある
- 男性不妊・不妊治療についてはこちらをご覧ください。
不妊の原因やご自身にあった不妊治療がわからない方はまずお気軽にご相談ください。
不妊治療の方法・種類
不妊治療には大きく分けて、一般不妊治療と生殖補助医療(Assisted Reproduction Technology:ART)の2種類あります。
一般不妊治療・不妊外来
当院の一般不妊治療・不妊外来には、タイミング法、人工授精(AIH)、薬剤治療の3つがあります。最適な方法を医師と見つけていきましょう。
タイミング法 | 不妊治療としてまずはじめに行うことが多い治療方法です。 |
---|---|
人工授精(AIH) | タイミング法がうまくいかなかった場合や男性側に原因がある場合など、 |
薬剤治療 | 内服と注射の2種類があり、 |
生殖補助医療(ART)
生殖補助医療(ART)には、一般不妊治療からステップアップした高度な技術を用いた不妊治療です。
当院では、体外受精(C-IVF)や顕微授精(ICSI)、凍結・融解胚移植を実施しております。
体外受精(C-IVF) | 成熟状態で採卵した卵子に専用の方法で精子を媒精します。 |
---|---|
顕微授精(ICSI) | 卵子の卵細胞質内に直接精子を1つだけ注入する方法です。 |
凍結・融解胚移植 (胚移植・胚凍結) | 体外受精でうまく受精した胚(受精卵)を子宮に戻すことを胚移植といいます。 |
安心無痛採卵-安心して体外受精に臨んでいただくために-
こんな経験はありませんか?
例えば、
・採卵時の痛みに不安があり、体外受精は難しいと尻込みされている方
・採卵の痛みに耐えられる自信がない方
・過去に採卵時の痛みによって治療を中断したことがある方
・過去の採卵時の痛みがトラウマになってしまっている方
など…
当院にいらっしゃる患者様の中にも、同じように痛みに不安を持っていらっしゃる方はたくさんいます。
しかし、赤ちゃんが欲しいという願いを叶えるためには、採卵しないことには治療ができません。当院では、安心して採卵~移植までの治療を進められるように患者様のストレスとなる痛みを極限までなくすことに、とことんこだわっています。
治療前に看護師へ無料相談もできますので、まずはお気軽にご相談ください。
日本一痛くない体外受精を目指す5つのこだわり
が極細
を使用
を使用
を使用
痛みを軽減
採卵針が極細 ※場合により20Gより太い針を使用することがあります。
世界標準の採卵針は17Gという太さですが、当院では20Gという細い採卵針を使用しています。さらに細い超極細の採卵針もありますが、卵子の回収に時間がかかったり、卵子が壊れる場合もあるので20Gの採卵針を使用しています。
静脈麻酔を使用
採卵は比較的痛みが少なく無麻酔で行う場合も多いですが、痛みは個人によって異なります。当院では患者様により安心していただけるよう、静脈麻酔(プロポフォール)を使用します。患者様は意識のない眠った状態で採卵を終えることが出来ます。
※なお、静脈麻酔を希望されない方にも座薬の痛み止めを使用いたしますのでご安心下さい
採卵は比較的痛みが少なく無麻酔で行う場合も多いですが、痛みは個人によって異なります。当院では患者様により安心していただけるよう、静脈麻酔(プロポフォール)を使用します。患者様は意識のない眠った状態で採卵を終えることが出来ます。
※なお、静脈麻酔を希望されない方にも座薬の痛み止めを使用いたしますのでご安心下さい
麻酔テープを使用
点滴のための針が苦手な方にはテープタイプの麻酔を貼って穿刺の痛みを軽減することも可能です。
希望される場合はお気軽にお申し付けください。
点滴のための針が苦手な方にはテープタイプの麻酔を貼って穿刺の痛みを軽減することも可能です。
希望される場合はお気軽にお申し付けください。
座薬を使用
採卵後に仕事など、予定があって静脈麻酔を希望されない方でも座薬の痛み止めを使用します。
移植時も痛みを軽減
移植時は専用の柔らかいカテーテルを用います。
とても細いのでほとんどの方は麻酔なしで行うことができます。
移植時は専用の柔らかいカテーテルを用います。
とても細いのでほとんどの方は麻酔なしで行うことができます。
不妊治療のステップ・流れ
ご相談後、基本的には下記ステップに沿って不妊治療を行います。
1.不妊検査
基礎ホルモン検査、超音波検査など
2.タイミング法
排卵日の予測を立て、それに合わせて夫婦生活をもつよう指導すること
3.人工授精
採精して調整した精子を、排卵日に合わせて直接子宮腔内に注入すること
4.体外受精
採卵した卵に調整した精子をふりかけて受精させること
5.顕微授精
1個の卵に1個の精子を直接注入すること。男性不妊などにより体外受精で受精しない場合や、受精しないと考えられる場合に適応となる。
※症状やご希望によって、医師と患者様が相談をしながら、最適な治療方法を選択していきます。
5~6周期を目安にステップアップを行いますが、不妊の原因や患者さまのご希望に合わせて医師が都度判断していきます。
また、不妊治療は2年以内に結果がでることが理想的であり、患者さまの身体や費用面の負担を考慮しながら進めてまいります。
初診の流れ
1.初診ご予約
2.医師によるカウンセリング
お悩みやご要望を、お気軽にお話しください。
3.内診、血液検査
4.再来院・治療計画と
施術方法のご説明
まずはお気軽にご相談ください。
当院の不妊治療に関してよくある質問
- 赤ちゃんを望んでから1年未満でも検査を受けて良いですか?
- もちろんです。ご自身の身体の状態を知るため、赤ちゃんがほしいと思ったタイミングで「不妊ドック」などの検査を受けることをおすすめします。
- 自分に合った不妊治療方法がわかりません
- 当院では、カウンセリングや検査から、一般不妊治療・不妊外来、生殖補助医療(ART)、男性不妊まで幅広く対応しております。不妊原因から最適な治療方法の選択まで、患者さまに寄り添っておこないますので、ぜひお気軽にご相談ください。
監修医師紹介
- 経歴
- 帝京大学医学部付属溝口病院勤務
- 母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
- 国立成育医療研究センター不妊診療科
- 緑風荘病院 血液浄化療法センター
- 六本木レディースクリニック勤務
- 資格・所属学会
- 日本産科婦人科学会 専門医
- 日本産科婦人科学会
- 日本抗加齢医学会
- 日本産婦人科内視鏡学会
体外受精・不妊治療の六本木レディースクリニック