喫煙や過剰な飲酒は不妊症になりやすい男性の特徴です


喫煙習慣がある男性はそうでない男性と比較して精子量が少ないことが分かっています。
精子の運動量を低下させる要因とも言われていて、男性不妊症の原因の1つです。

過剰な飲酒も、男性不妊になりやすい生活スタイルにあたります。
アルコールを習慣的に飲んでいると精巣内でアセトアルデヒドが増加し、精子を作る力が衰えてくる原因とされます。

男性不妊を調べるには精液検査が必要です

男性不妊になりやすい生活習慣や見た目にあてはまる場合、精液検査を受けてみましょう。
不妊の約半分は男性に問題があるとも言われるほど夫婦にとっては重要なステップで、男性不妊をきちんと自覚することにより、治療の方針も明確になります。

女性が不妊検査を行っている医療機関に相談すれば、パートナーのための検査を受け付けてくれます。
男性が行う不妊検査は女性よりもずっと簡単ですから、何日も通う必要はありません。

1日くらいなら仕事のスケジュールを調整しやすく、忙しい男性の負担にはならないはずです。
女性がいる医療機関で検査を行うことに抵抗が強いようなら、メンズクリニックに相談するのも一案でしょう。

かかりつけの医療機関に相談すると、メンズクリニックの紹介を受けられるケースもあります。
「男性不妊なのだろうか」と不安に思っていても、プライドが邪魔をして言い出せない男性も多いものです。

男性が検査にためらっているうちに夫婦とも年齢を重ねていきますから、妊娠できる可能性にもネガティブな影響が出かねません。
パートナーの気持ちに配慮しつつも、妊娠に向けて協力をあおぎ、原因特定を急ぎましょう。

見た目の特徴からも男性不妊をチェックできます


見た目の特徴から男性不妊をチェックするには、以下6つの項目に注目します。
あてはまるものが多いほど男性不妊になりやすく、注意が必要なサインと考えてください。

男性不妊の可能性があるとされている見た目のサイン
  1. 精巣の長さが平均的なサイズ(4cm)と比べて短い
  2. 精巣が腫れたことがある
  3. 思春期を過ぎてから、おたふく風邪を経験した
  4. クラミジアや尿道炎にかかったことがある
  5. 幼い頃に鼠径ヘルニアの手術を受けた
  6. 精液の量が少なく感じる

このサインの理由としては、たとえば、おたふく風邪になったりしたことで精巣に炎症が起こり、精子の通り道が塞がってしまうケースがあります。

またクラミジアや尿道炎といった性病や鼠径ヘルニアの手術を経験していることは、無精子症を疑うサインです。

精巣の長径が短いもしくは精液の量が少ない場合は、精子の数に問題があり、妊娠させる力が衰えているかもしれません。
これらはあくまで簡易的なチェックを行うもので、きちんと検査を受けないと、男性不妊はわかりません。

1つでも思い当たる節があって不妊に悩んでいるようなら、医療機関に相談しましょう。
男性不妊も年齢の影響を受けるため、なるべく早く原因特定した方が、妊娠の可能性は高まります。

太り過ぎも男性不妊のリスクを高めます

BMIが高いほど妊娠力が高い精子量や、数が少ないことを示した研究結果があり、男性不妊と肥満の関係性が注目されます。

肥満によって精巣の周りに脂肪がつき、造精機能が低下することが理由です。
精巣の機能を理想的に維持する温度は35度と言われています。
股間を締め付けてしまうブリーフ、細身のパンツの着用にも同様のリスクがあるので気をつけましょう。

ただし標準体重を大きく下回る痩せ過ぎも不妊症リスクに影響します。
コレステロールは男性ホルモンの原料になる重要なものですから、適量摂取を意識しましょう。
不妊症に悩む人の食生活には、肉をあまり食べないなどコレステロール不足が見られるそうです。

コレステロールが足りないと元気な精子が育ちにくく、妊娠させにくくなってしまいます。
太り過ぎや痩せ過ぎは、不妊症だけでなくあらゆる健康リスクに関わってくる問題です。

いつまでも元気で衰えない身体を作るため、適正体重を維持して、栄養バランスのとれた食事を取りましょう。

(まとめ)不妊症になりやすい男性の特徴とは?

1.喫煙や過剰な飲酒は不妊症になりやすい男性の特徴です

不妊症になりやすい男性の生活習慣に見られる特徴として、喫煙や過剰な飲酒が挙げられます。

精子の運動力を低下させたり精子を作る力が衰えてしまったりするリスクがあり、妊娠を希望するなら改善したい習慣です。

2.男性不妊を調べるには精液検査が必要です

男性不妊をはっきりさせることでより効果的な不妊治療が行えますから、早い段階での検査をおすすめします。

女性が通っている医療機関に相談するかメンズクリニックの紹介を受けて、精液検査を受けましょう。

3.見た目の特徴からも男性不妊をチェックできます

男性不妊を疑う見た目や経験の特徴としては、精巣の長さやおたふく風邪、性病の既往歴などが考えられます。

セルフチェックは男性不妊を予想する簡易的な診断に過ぎないため、専門的な検査をなるべく早く受けてください。

4.太り過ぎも男性不妊のリスクを高めます

BMIが高い男性は精子量や、数に影響が出るとも言われていて、肥満によって不妊を起こすリスクがあります。

精巣の温度が上がることが直接的な理由として考えられますので、締め付けがキツいブリーフや細身のパンツの着用を控えましょう。

監修医情報

六本木レディースクリニック
小山寿美江医師
こやま すみえ/Sumie Koyama

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経歴
1999年 琉球大学医学部医学科卒業
2000年 東京医科大学病院救急救命センター
2001年 東京女子医大病院腎センター
2003年 緑風荘病院 血液浄化療法センター
2006年 昭和大学病院産婦人科
2009年 昭和大学病院産婦人科 助教
2010年 東京衛生病院産婦人科
2012年 木場公園クリニック勤務
木場公園クリニック 分院 院長
2016年 六本木レディースクリニック勤務
資格・所属学会
日本産科婦人科学会 専門医
日本生殖医学会 生殖医療専門医
日本抗加齢医学会 専門医
日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本受精着床学会
アメリカ生殖医学会

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運営クリニック 六本木レディースクリニック
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院長 小山寿美江医師