体外受精の胚移植後は妊娠初期症状で体調に変化が出る場合もあります


体外受精の胚移植後は、移植した受精卵が無事に着床すると体調に変化が出る方がいます。
吐き気やおう吐・頭痛などのような変化は、妊娠初期症状である可能性もあります。

体調に変化が出るタイミングや、症状の出方は個人差が大きいものです。
多くの場合は風邪に似た症状であるため、自己判断で薬を飲む前に医師に確認してみましょう。

胚移植後、体調の変化は主治医の判断を仰ぐことをおすすめします

はじめて体外受精の胚移植を行う時は、不安が強いという方も少なくありません。
移植後に体調の変化がでると、何かあったのでは?と心配になる方も多いものです。

体外受精での移植は、自然妊娠の時と同様に受精卵が着床した後にしばらくして妊娠初期症状が現れることがあります。
熱っぽさや倦怠感・吐き気・嘔吐・頭痛など、風邪の症状によく似ているため、勘違いをして市販の風邪薬を自己判断で服用しないようにしましょう。

症状が妊娠初期症状なのか、風邪なのか分からない場合は、主治医に連絡を取り判断を仰ぐことをおすすめします。
妊娠初期症状は、症状が出るタイミングや症状の内容に個人差があり、強く出る人もいればそうでない人もいます。

妊娠初期は体調が非常にデリケートで、多くの方につわりの症状が出ますが、まったくでない方もいます。

そのため、妊娠初期症状の有無で妊娠しているかどうかを判断することはできません。
言い換えると、妊娠初期症状が見られないからと言って、妊娠していないとは断言できないということです。
妊娠していても体調に全く変化が出ない方もいます。

胚移植後は激しい運動は避けることをおすすめします


体外受精で胚移植を行い帰宅後は、安静にしないといけないということはなく、通常通りの生活に戻っても大丈夫です。
ただし移植後すぐにフルマラソンに参加するような激しい運動や、スイミングなどは膣に雑菌が入ってしまう可能性もあるため、避けた方が良いでしょう。

移植後に医師から説明される、生活の注意点をしっかりと聞いて守ることをおすすめします。
体外受精での移植は、緊張やストレスもあり、思っている以上に体力を使用して体は疲れています。

体力が落ちている時は普段よりも体調がデリケートになっていると考えておきましょう。
普段通りの生活ができますが、ストレスをためないようい心持ちゆったりと構えることをおすすめします。

胚移植を行ったあとは、全ての方に妊娠の可能性があります。
そのため、胎児に悪影響を与えるとされるアルコールの摂取や、喫煙は避けるようにしましょう。

カフェインの多いものもおすすめできません。
体調管理に気をつけ、栄養バランスのとれた食事をとることを心がけましょう。
体を冷やさないようにすることも大切です。

妊娠していても体調の変化が出ない方もいます

テレビドラマなどで妊娠を表すシーンとして、急に気分が悪くなり、女性が口元を抑えながらトイレにかけこむという描写を見たことがある方も多いのではないでしょうか。

ですが実際は急に嘔吐してしまうというよりも、「なんとなく気持ち悪い」と吐き気を感じることが妊娠初期症状のスタートになるケースが多いものです。
症状がないと、妊娠していないのでは?と心配する方も多いものですが、妊娠していても妊娠初期症状が出ない方もたくさんいます。

体調の変化が何も起こらない方の場合は、妊娠したことに気が付きにくいものです。
着床後の妊娠を継続させることにも女性ホルモンが影響していることが多いものです。

規則正しい生活を心がけ、女性ホルモンのバランスが整うように心がけましょう。
妊娠判定日は妊娠している場合はその後について、妊娠していない場合は原因や今後について方向を決める機会になります。

必要であればホルモン剤の投与などの処置がある場合もあります。
妊娠初期症状や体調の変化の有無に関わらず、きちんと受診することをおすすめします。

(まとめ)体外受精で胚移植後、体調はどう変化する?

1.体外受精の胚移植後は妊娠初期症状で体調に変化がでる場合もあります

体外受精で胚移植を行うと、受精卵が無事に着床すればその後に妊娠初期症状が出る方もいます。

体調の変化は風邪の症状とよく似ているため、市販の薬を飲む前に医師に確認してみましょう。

2.胚移植後、体調の変化は主治医の判断を仰ぐことをおすすめします

体外受精での胚移植後は体調の変化に気をつけ、普段と様子が違うようでも、自己判断で風邪薬などを服用しないことをおすすめします。

体調がすぐれないと感じる場合は、妊娠初期症状である可能性も考え、主治医の判断を仰ぐことをおすすめします。

3.胚移植後は激しい運動は避けることをおすすめします

体外受精での胚移植後は通常通りの生活を送っても大丈夫ですが、激しい運動や移植後すぐの水泳は避けた方がよいでしょう。

妊娠している可能性があるため、アルコールやカフェインの摂取、喫煙などは避けることをおすすめします。

4.妊娠していても体調の変化が出ない方もいます

妊娠していても体調の変化が出ない場合もあり、そのような場合は妊娠に気が付くのも遅くなりがちです。

着床後の生活は胎児に影響するため、胚移植後は油断しないようにしましょう。
体調に変化がなくても、妊娠判定日はきちんと受診することをおすすめします。

監修医情報

六本木レディースクリニック
小松保則医師
こまつ やすのり/Yasunori komatsu

詳しくはこちら

経歴
帝京大学医学部付属溝口病院勤務
母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
国立成育医療研究センター不妊診療科
六本木レディースクリニック勤務
資格・所属学会
日本産科婦人科学会 専門医
日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本産婦人科内視鏡学会

運営者情報

運営クリニック 六本木レディースクリニック
住所 〒106-0032 東京都港区六本木7-15-17 ユニ六本木ビル3F
お問い合わせ 0120-853-999
院長 小松保則医師