いつからが不妊症になるかの目安は結婚してから1年といわれています


一般的に不妊症とは、避妊をしていない状態でも1年間赤ちゃんができていない状態のことをいわれます。

結婚してから妊娠を望んで夫婦生活を送っている場合には、通常では結婚してから半年で半分以上の方が妊娠し、2年でほぼ全ての方が妊娠するといわれています。

そのため、なかなか妊娠できないと気になったときには早めに不妊の検査を受けたほうがいいでしょう。

1年というのはあくまでも不妊症の目安期間になります

妊娠を希望して結婚生活を送っているのに1年間妊娠できない状態は不妊症といわれています。
平成27年より前には、2年間妊娠しない場合に不妊症になるとされていました。

しかし近年の晩婚化に加え、病院に通いはじめてから妊娠するまでの期間を考えると早めに不妊症の改善に取り組むことが望ましいとされるようになり、諸外国の定義などからも一般的に不妊症といわれる期間が1年に変更になっています。

ただ不妊症について気になる場合にはいつでも医師に相談できるようになっていて、病院に通う基準としての不妊期間が定められているわけではありません。

晩婚化により、出産時の年齢が高くなることが当たり前になってきていますが、女性の身体上妊娠に適した時期は25歳から35歳程といわれています。

卵子のもととなる原始卵胞は、女性が生まれたときにすでに体内に存在しているもので、成長してから新しく作られることがないため作り出される卵子にも老化がみられるといわれます。

男性の場合も加齢とともに精子の生成量が減り、精子の運動機能が低下するといわれているため、不妊症が心配というときには早めに通院をしたほうが良いでしょう。

不妊症の原因を知るために検査を受けてみましょう


不妊症の原因は男性と女性で異なります。
女性の場合には子宮の状態や排卵障害など健康状態、また子宮内膜症・卵管炎などの病気などが不妊症の原因となっています。

男性は健康な精子が生成されているかという生殖機能上の原因や、ストレスなどによる性機能障害(ED)などが原因といわれています。

不妊症は風邪のように熱がでるということもなく自覚症状が少ないため、実際に不妊症かどうかは検査をしてみないとわからず、検査をしてもはっきりとは原因がわからない場合もあります。

ただ妊娠には身体上適した時期があるため、30代半ば以降の方の場合には、自分で不妊症とは思っていない場合や妊娠していない期間が短期間の場合でも念のため検査を受けておくと安心といえます。

男性と女性どちらに不妊の原因があるかはわからないため、できれば夫婦で検査を受けましょう。

女性の検査には主にホルモン検査、子宮や卵巣の形状を調べる超音波検査、卵管の通過性の検査などがあり、男性には精液の中の精子数や動き方などの検査から、採血、精巣の検査などがあります。

不妊症の原因がわかることでより早くに適した施術を受けることができ、早めに赤ちゃんを授かることができる可能性があがります。

不妊症の施術は原因や状態から選択できます

一般的な不妊症の場合には、排卵日を予測してから妊娠しやすいときに夫婦生活のタイミングを合わせるタイミング法や、排卵を促進させる排卵誘発剤などを使用する薬剤療法、排卵日に合わせて受精しやすいように調整した運動精子を子宮内に注入する人工授精などの施術で妊娠の確立を上げることができます。

妊娠するための施術が受けられるほかにも、妊娠しやすい健康な身体づくりのための栄養素や運動などについてもアドバイスがもらえるので、妊娠にむけての準備が整いやすいといえます。

卵管や子宮に原因があるなどで自然妊娠が難しいとされる場合や、一般的な不妊症の施術でも妊娠できない状態が続く場合には、体外受精(C-IVF)などの高度な技術の生殖補助医療(ART)で妊娠を目指すことも可能です。

体外受精は、体外で採卵した卵子に精子を受精させてから、良好な状態になった胚を子宮内に移植する施術です。
確実に受精させることができるので、妊娠する可能性が高いといわれます。

不妊症は、日常の生活習慣の見直しでも改善される場合があります。
正しい知識を身につけて妊娠に向けて良好な健康状態を保ち、適した施術を受けることで妊娠が期待できるようになります。

(まとめ)不妊症が心配されるのはいつから?

1.いつからが不妊症になるかの目安は結婚してから1年といわれています

一般的には避妊をしていない状態でも1年間赤ちゃんができない状態が不妊症といわれます。

通常2年以内にはほぼ全ての方が妊娠するといわれているので、気になるときは早めに検査を受けるといいでしょう。

2.1年というのはあくまでも不妊症の目安期間になります

1年間妊娠できない状態が不妊症といわれていますが、現在の晩婚化もあり早めの受診がすすめられています。

不妊が気になるというときには不妊期間が少ない場合でも早めに病院で検査を受けたほうがいいといえます。

3.不妊症の原因を知るために検査を受けてみましょう

不妊症の原因は男性と女性で異なっていますが、女性は子宮や排卵の状態や子宮などの病気が原因にあげられ、男性は精子の生成状態や性機能障害などが原因といわれています。

検査で原因がわかれば早くに適した施術が受けられます。

4.不妊症の施術は原因や状態から選択できます

不妊症にはタイミング法などの一般的な施術と体外受精などの高度な生殖補助医療(ART)の施術があります。

日常の生活習慣を見直して、さらに確率の高い施術を受けることで妊娠が期待できます。

監修医情報

六本木レディースクリニック
小松保則医師
こまつ やすのり/Yasunori komatsu

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経歴
帝京大学医学部付属溝口病院勤務
母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
国立成育医療研究センター不妊診療科
六本木レディースクリニック勤務
資格・所属学会
日本産科婦人科学会 専門医
日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本産婦人科内視鏡学会

運営者情報

運営クリニック 六本木レディースクリニック
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院長 小松保則医師