不妊ドック
検査の流れや費用について
※不妊ドックは六本木院、池袋院
共に取り扱っております。
妊活を始める前に、
まず身体を知ること
不妊ドックでは、ホルモンや子宮・卵巣の状態、
感染症の有無など、妊娠に関わるさまざまな 項目を総合的に確認します。将来の妊娠に備えたい方や、これから妊活を始めようと考えている方にとって、 ご自身の身体を知るきっかけとなります。
妊娠を望んだときにスムーズに妊活・不妊治療を 進めるためにも、あらかじめ身体の状態を 把握しておくことが大切です。
不妊ドックとは
不妊ドックとは、ご自身のホルモンや子宮、卵巣の状態などを調べる検査です。今後妊娠を希望される方にとって必要な検査がセットになっているため、本格的な不妊治療や妊活を始める前に受けていただきたい検査内容です。
不妊ドックを受けることで、不妊因子の早期発見や妊娠・出産に影響を与える病気の有無、胎児に影響を与える感染症の有無など、妊娠・出産にかかわる健康状態をトータルに確認することができます。
不妊ドックはこんな方におすすめ
そろそろ子どもが欲しいと考えている方
妊活を始めようと考えている方
現在、妊活に取り組まれている方
なかなか授からず悩んでいる方
今まで婦人科系のトラブルがなかった方も、不妊症の可能性はゼロではありません。妊活は時間との勝負のため、早ければ早いほど成功率も高まります。
まずは検査を受け、お身体の状況を知ることで、今後のライフプランが立てやすくなります。検査で問題がなくとも原因不明の不妊ということもあるため、専門医のサポートを受け、妊活(不妊治療)をおこなうことがおすすめです。
※不妊治療といっても、一般不妊治療(タイミング法・人工授精)であれば、超音波検査や薬でのサポートが中心となるため、手術などの大掛かりなものから始まるわけではありません。
不妊ドックの流れ
月経周期に合わせて計3回ご来院いただき、ホルモンや卵巣の状態をみていきます。
お時間の目安は、1、2回目は30分~1時間程度、3回目は当日の診察状況によりお待ちいただく時間を含め、30分~2.5時間程度かかることがあります。
1回目の来院
1回目は生理日を避けてご来院していただき、不妊因子の有無や原因を調べるために、クラミジア検査・エコー検査(経膣超音波検査)をおこないます。
クラミジア検査では、細い綿棒を膣内に入れ、分泌物を採取してクラミジア抗原がないかを調べます。エコー検査は、超音波プローブを膣から挿入し、子宮や卵巣の状態をエコー画像で調べる検査です。
2回目の来院
生理中(月経開始5日目まで)にご来院いただき、血液検査をおこないます。
採血をすることで、妊娠に関わるホルモン値やAMH値、風疹抗体の有無などが調べられます。
3回目の来院
最後は、医師の診察で検査の結果をお伝えします。
※医師との面談は3回目のみになります。
検査結果からみる
「その後のステップ」
問題がない場合
検査結果で問題がない、または不妊原因が特定できなかった場合などは、最初のステップとしてタイミング法からスタートするのが一般的です。卵胞の状態を確認しながら排卵日を予測し、夫婦生活のタイミングを医師がアドバイスします。
ほぼ自然妊娠と変わらないため、身体的・金銭的負担が少ない不妊治療です。
軽いサポートが必要な場合
男性の精液検査の所見がやや不良の場合や、性交障害がある場合などは、人工授精が検討されます。予測した排卵日に合わせて、採取した精子を洗浄・濃縮したあと、子宮の奥へ注入する方法です。
排卵を促すために薬剤を用いる場合もあります。
人工授精は一般不妊治療に分類され、身体への負担は比較的少なく、自然妊娠に近い方法です。
早めの治療が望ましい場合
検査によって卵巣機能の低下や子宮因子、精子数の著しい減少や運動率の低下が見られた場合、体外受精(IVF)などの生殖補助医療が検討されます。体外受精は卵子を体外へ取り出し、顕微鏡下で精子と卵子を受精させ、受精卵(胚)を子宮へ戻す高度な不妊治療です。
生殖補助医療で生まれる子どもは年々増えており、現在も多くの方が治療に取り組んでいます。不妊原因に応じた適切な治療で、妊娠を目指すための選択肢のひとつです。
妊娠をサポートする最新の医療技術と診療体制で、身体への負担をできるだけ抑えながら治療を受けられるようになっています。
不妊ドックは
六本木院、池袋院共に取り扱っております。
※六本木院、池袋院それぞれ予約フォームが異なりますので、
院をご確認の上、ご予約くださいませ。
不妊ドックの検査項目と費用
不妊ドック
費用
38,000円
※費用はすべて税込価格です。
※保険適用にはなりません。自費診療(全額自己負担)になります。
検査項目
・血液検査
風疹抗体、感染症、AMH、各種ホルモン値、抗精子抗体、25OHビタミンD
・婦人科検査(内診)
経膣超音波検査、膣分泌(おりもの)検査(クラミジア)
・風疹抗体検査
風疹の抗体があるかどうか、また、抗体価が十分あるかどうかを調べる検査です。採血をおこない、母子感染のリスクがある風疹の抗体の有無を調べます。
・感染症検査(梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV)
母子感染のリスクがある感染症があるかどうかを調べる検査です。採血をおこない、妊娠期や出産時に胎児へ感染させてしまう恐れのある感染症の有無を調べます。
・卵巣年齢(AMH)
卵巣の中に卵子がどのくらい残っているかを調べる検査です。採血をおこない、女性ホルモンの一種であるAMHの値を調べ、排卵できる期間の長さを予想します。
・甲状腺ホルモン(TSH・FT3・FT4)
卵巣ホルモンに関係する甲状腺が機能しているかどうかを調べる検査です。採血をおこない、甲状腺の状態を評価します。
・女性ホルモン(E2・LH・FSH・PRL)
排卵や子宮・卵巣の機能を支えるホルモンの状態を調べる検査です。採血をおこない、妊娠にかかわる女性ホルモン全般の状態を調べます。
・抗精子抗体
精子の動きを不動化する抗体があるかどうかを調べる検査です。抗精子抗体は、体内の免疫が精子を異物と認識して攻撃してしまうことで生じます。採血をおこない、抗体の有無を調べます。
・25OHビタミンD
血中のビタミンDの濃度を調べる検査です。不妊とビタミンDには関連があるといわれており、採血をおこない、血中のビタミンD濃度を調べます。
・経膣超音波検査
子宮や卵巣の状態を調べる検査です。直径1.5~2cmの細い超音波プローブを膣から挿入し、子宮や卵巣の状態を画像で確認します。
・膣分泌(おりもの)検査(クラミジア)
検査の時点で、不妊因子であるクラミジア感染の有無を調べる検査です。細い綿棒を膣内に入れ、分泌物を採取してクラミジア抗原が存在しているかを調べます。
オプション検査項目・費用
〈女性のオプション検査〉
| 検査項目 | 費用 | 概要 |
|---|---|---|
| 子宮頸がん検査 | 3,300円 | 前がん状態で不妊治療を開始するとがんが進行する可能性があるため、子宮頸がん検査をおこないます。子宮頸がんを発症している場合には、がん治療を優先します。 |
| 子宮体がん検査 | 3,300円 | 子宮の内部に器具を挿入し、細胞や組織を採取する検査です。 |
| 麻疹抗体検査 | 1,600円 | 体内に麻疹(はしか)ウイルスに対する免疫の有無があるか確認する採血検査です。 |
| 一般血液検査 | 2,200円 | 血算・肝機能(GOT・GPT)・腎機能(BUN・Cr)・糖尿病(HbA1c)などを調べる血液検査です。 |
※費用はすべて税込価格です。
〈男性のオプション検査〉
| 検査項目 | 費用 | 概要 |
|---|---|---|
| 男性検査(精液検査、感染症採血) | 12,000円 | 一般的な男性の一般不妊検査です。精液を採取し、量、精子濃度、精子運動率、白血球数などを調べます。 感染症検査では、採血で梅毒やHIVなどの性感染症や、B型肝炎、C型肝炎などの感染症を調べる検査です。 |
| 精子DFI検査 | 11,000円 | 一般的な精液検査ではわからない、精子の質を調べる検査です。 生活習慣の改善や抗酸化サプリなどの服用により、精子のDNA損傷が改善する可能性があるため、今後の治療方針を立てるための指標となります。 ※男性検査12,000円(税込)とセットでおこなう検査となります。 ※精液検査の所見によっては、精子DFI検査ができない場合があります。 |
※費用はすべて税込価格です。
不妊ドックに関してよくある質問
どの時点で不妊ドックを受けるべきでしょうか?
妊活をはじめる前や、不妊外来に本格的に通う前に不妊ドックを受けることをおすすめします。
不妊ドックの検査内容は、ご自身のホルモンや子宮・卵巣の状態を確認する項目や性感染症、胎児への母子感染のリスクから考えられた項目などです。不妊因子といわれる、不妊の原因になりうる状態であるかどうかも調べることができます。早めに不妊ドックを受けることで、適切な不妊治療を選択できます。
不妊ドックはパートナーと一緒に受けるべきでしょうか?
不妊ドックは、パートナーと一緒に受けることをおすすめします。不妊の原因には、女性に原因がある場合、男性に原因がある場合、両者に原因がある場合の3パターンが考えられ、WHO(世界保健機構)の報告でも、男性不妊が増加傾向にあるといわれています。
当院の不妊ドックでは男性検査という男性に特化した項目も用意しています。妊娠の妨げになっている原因を特定し、適切な妊活を進めるためには、パートナーと一緒に不妊ドックを受けることが大切です。
不妊ドックを受けるのに助成金申請は可能ですか?
不妊ドックの費用は、保険や助成金の適応にはなりません。自費診療となっているため、全額自己負担いただくことが基本です。しかし、当院は、東京都の特定不妊治療費助成制度の指定医療機関に定められているため、一定の条件にあてはまる場合、一部の不妊ドックの検査については助成金の対象になります。
対象となる方の要件や助成対象期間、申請期間や必要書類などがありますので、詳細につきましては、こちらのページをご確認ください。
不妊ドックとブライダルチェックの違いは何ですか?
「不妊ドック」はブライダルチェックの別名で、同義として扱われることが一般的です。妊娠・出産に関係する病気・感染症がないかを調べる検査です。未婚・既婚、パートナーの有無に関わらず受けることができます。
一方、一般不妊検査などは、本格的に不妊治療を検討しているご夫婦が対象となります。
妊活や不妊治療を始める前に
不妊ドックを受けてみませんか?
不妊ドックは、将来子どもを望む方や妊活・不妊治療を検討する方が受ける基本的な検査のセットプランです。まだ子どもを考えていない、現在パートナーがいない方もお気軽に受けていただけます。
本格的な不妊治療を受けるべきか迷っている方も、まずはご自身の身体の状態を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
誰にでも起こりうる不安だからこそ、
専門のスタッフがまずはお話を伺います。
※六本木院、池袋院それぞれ予約先が異なりますので、
ご注意ください。
監修医師紹介

私たちは「高水準の不妊治療を、多くの患者様に安心して受けていただけるクリニックでありたい」という思いがあります。ご夫婦が働きながら治療を継続できること、そして身体的・経済的負担を最小限に抑えることを大切に診療を行っております。
不妊治療は心身ともに大きなエネルギーを必要とするものです。だからこそ、卓越した技術と最大限の配慮を尽くし、夜間や休日診療などの通院サポートを通じて、その負担を少しでも軽減したいと考えています。
お一人おひとりに最適な治療をご提案し、皆様に「信頼され期待されるクリニック」として共に歩んでまいります。どうぞ安心してご相談ください。
- 経歴
- 帝京大学医学部付属溝口病院勤務
- 母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
- 国立成育医療研究センター不妊診療科
- 緑風荘病院 血液浄化療法センター
- 六本木レディースクリニック勤務
- 資格・所属学会
- 日本産科婦人科学会 専門医
- 日本産科婦人科学会
- 日本抗加齢医学会
- 日本産科婦人科内視鏡学会
体外受精・不妊治療の六本木レディースクリニック


