AMH検査(抗ミュラー管ホルモン)
検査でわかること・流れ・費用について

※AMH検査は六本木院、池袋院
共に取り扱っております。

治療方針やライフプランの指標に

AMH検査は、卵子凍結や不妊治療を検討している方が、治療前に受ける重要な検査のひとつです。 六本木レディースクリニックでは、AMH検査の結果や ご年齢、身体の状態を踏まえ、お一人おひとりに適した治療方針をご提案しています。

すぐにお子さまを望まれていない場合でも、 「まずはご自身の身体の状態を知りたい」 という方にご検討いただける検査です。

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AMH検査
(抗ミュラー管ホルモン)とは

AMH検査(抗ミュラー管ホルモン)とは

AMH(抗ミュラー管ホルモン)とは、卵巣の中にあるこれから育っていく前胞状卵胞または胞状卵胞から分泌されるホルモンのことを指します。
「AMH検査」は採血をおこない、血中のAMHの値から卵巣内に卵子がどれくらい残っているかを調べる検査です。「AMHが高い」ということは、卵巣内に発育途中の卵胞が多い状態であることを意味します。

卵巣機能の予備能(卵巣に残っている卵子の数)の目安となることから、不妊治療を進める上で重要な検査となります。

AMH検査が推奨される方

AMH検査は以下のような方に推奨されます。

  • まずは自分の身体の状態を把握したい方

  • 不妊治療や卵子凍結を考えている方

  • 妊活プランを立てたい方

  • 独身だが今後のライフプランを立てたい方

  • 過去に卵巣の手術を受けたことがある方

  • 血中のFSH(卵巣刺激ホルモン)値が高い方

AMH検査の評価基準と
検査からわかること

AMH検査の評価基準と検査からわかること

卵子のもとである卵母細胞は、生まれたときに数が決まっており、新たにつくられることはありません。加齢とともに少しずつ減少していき、思春期には約20〜30万個あるとされていますが、35歳頃には約2万〜3万個程度まで減少するといわれています。

AMH検査では、卵巣内にどの程度の卵胞が残っているかを数値として把握でき、卵巣予備能(卵子の残りの目安)を評価する指標として用いられます。今後の妊活・不妊治療の方針を検討する際、あるいは将来的な見通しを考える際の判断材料として活用される検査のひとつです。

ただし、AMH値は年齢とともに低下する傾向がありますが、必ずしも年齢と相関するわけではありません。個人差があるため、数値だけで妊娠のしやすさや卵巣機能を一概に判断することは難しく、あくまで治療方針や方向性の目安となります。

【年齢別】AMH検査の基準値

AMH検査の基準値は年齢別の中央値を参考に、高いまたは低いと評価されます。AMH測定値の年齢別の参考基準(中央値)は以下のとおりです。

AMH測定値の年齢別分布(中央値)

参考:JISART(日本生殖補助医療標準化機関)

年齢AMHの中央値(ng/ml)
27歳4.69
28歳4.27
29歳4.14
30歳4.02
31歳3.85
32歳3.54
33歳3.32
34歳3.14
35歳2.62
36歳2.50
年齢AMHの中央値(ng/ml)
37歳2.27
38歳1.90
39歳1.80
40歳1.47
41歳1.30
42歳1.00
43歳0.72
44歳0.66
45歳0.41
46歳0.30

AMHが低い場合

AMH値が1〜2ng/ml未満の場合、妊娠を早めに考えるひとつの目安になります。AMH値が低いということは、残存する卵子の数が少ないことが考えられるからです。

そのため、将来子どもを望む方で現在パートナーがいない場合は、早めの卵子凍結が選択肢になることもあります。また、パートナーと妊活中の方は、早めに不妊治療に切り替えたり、生殖補助医療へのステップアップの判断材料になるでしょう。

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AMHが高い場合

AMH値が6ng/ml以上と高い場合、卵子が育ちすぎてうまく排卵されないことがあります。そのため、生理不順になりやすく、自己流の妊活では妊娠に至りにくい傾向があります。
一方で、体外受精などの高度生殖医療にステップアップした際には、一度の採卵で多くの卵子を確保できる可能性が高いため、治療を効率的に進められるという大きなメリットもあります。

また、AMH値が4~5ng/ml以上の場合、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性があります。PCOSは妊娠可能な女性の5~8%が発症するといわれ、月経異常や不妊などの症状があらわれます。発症した場合は、体外受精で卵巣刺激の方法を調整する必要があります。

AMHと不妊の関係

「AMHが低い=妊娠できない」わけではありません。AMHは卵子の残存数の目安であり、卵子の質とは関連しないものです。若年の方で低い場合や、高齢の方で高い場合もあり、AMH値だけで「卵巣年齢」や「卵子の質」を推定することは困難といえます。

AMH検査は妊娠できる期間の目安やライフプランを考える際の参考、採卵数の見込み、不妊治療の方針の判断材料として活用されます。
AMH値が低いと1回あたりの採卵数が少なくなる傾向にありますが、卵子の質や妊娠率は「実年齢」に影響を受けます。したがって、AMH値が低くとも年齢によっては、高い妊娠率が期待できるといえます。

AMH検査は
六本木院、池袋院共に取り扱っております。

初診予約はこちら

※六本木院、池袋院それぞれ予約フォームが異なりますので、
院をご確認の上、ご予約くださいませ。

AMH検査の流れ

AMH検査のご予約から結果までの流れについて説明いたします。

AMH検査の予約

お電話かWEBにて、AMH検査をご予約いただきます。
なお、低用量ピルを内服している方は、内服を中止してから2ヵ月後にご予約ください。

問診

問診票に記入いただき、治療中の病気や月経、喫煙歴、手術歴などについてお伺いします。

AMH検査

採血をし、血液検査をおこないます。月経周期に関わらず、どのタイミングでも受けていただけます。採血のみで完了するため、検査自体は数分程度で終了します。
お仕事やご予定で忙しい方でも比較的受けやすいといえます。

AMH検査の結果評価・アドバイス

1~2週間後に検査結果が出ます。結果について丁寧にご説明し、今後の妊娠に向けた見通しやライフプランに応じて、不妊治療や卵子凍結の検討、生活習慣の見直しなどについてアドバイスをおこないます。

AMH検査の費用

当院のAMH検査にかかる料金は以下のようになっています。

AMH検査
  • 検査当日
    AMH検査
    6,600(税込)
  • 結果報告
    初診料
    3,300(税込)

※費用はすべて税込価格です。
※結果報告時から不妊治療希望される方は料金が異なることがございます。
※保険適用外の自由診療となります。

またAMH検査に加えて、妊娠に関わる必要な検査をまとめて受けられるメニューのご用意もあります。ご希望や状況に応じてご検討ください。

夫婦で不妊治療を考えたい方向けに

一般不妊検査について
詳しく見る

パートナーの有無を問わず身体の状態を把握したい方に

不妊ドックについて
詳しく見る

AMH検査の費用を軽減する助成金制度について

東京都ではAMH検査を含む不妊検査に対する助成制度が設けられています。
六本木レディースクリニック(六本木院・池袋院)は、いずれも東京都の登録医療機関です。当院では、以下の助成金を活用して検査を受けることが可能ですのでお気軽にご相談ください。

TOKYOプレコンゼミ

TOKYOプレコンゼミは、将来の妊娠・出産に向けて健康状態を確認するための東京都の支援制度です。対象となる方は、AMH検査を含む検査費用の助成を受けられる場合があります。

TOKYOプレコンゼミの
詳細はこちら

東京都「不妊検査等助成事業」

東京都の不妊検査等助成事業は、夫婦で受ける不妊検査の費用の一部を助成する制度です。条件を満たす場合、検査にかかる費用負担を軽減できます。

不妊検査等の助成金の
詳細はこちら

AMH検査を
六本木レディースクリニックで

※六本木院、池袋院それぞれ予約先が異なりますので、
ご注意ください。

AMH検査に関するよくある質問

AMH検査に関して、患者さまからよくいただく質問についてお答えいたします。

AMH検査は生理中でもできますか?

AMHの値は、検査時期や治療方法に左右されません。月経周期に影響を受けないため、いつでも検査することができます。

AMH値が低いと妊娠しにくいですか?

AMH値は、今後どのくらい卵子をつくる力があるかの目安です。卵子の質を評価するものではなく、AMH値が低いからといって妊娠の可能性が低くなるわけではありません。

AMH検査を受けるのに適した年齢はありますか?

AMH検査は、何歳まで妊娠できるかの目安を知るためにおこなうものなので、適齢といえるものはなく、どの時期でも検査できます。

AMH検査は不妊治療や妊娠活動の一環としてだけでなく、妊娠できるタイムリミットを予測することで人生設計を立てるうえで役立ちます。そのため、まだ妊娠を考えていない若い方にも推奨されています。また、閉経年齢を予測するために受ける方もいます。
*)AMH検査は卵巣予備能の目安であり、妊娠を保証するものではありません。

独身でもAMH検査を受けられますか?

パートナーの有無にかかわらず、AMH検査を受けていただけます。すぐに子どもを望まない場合でも、将来の妊娠や出産に向けたライフプランを考える際の参考になります。ご自身の身体の状態を知るきっかけとしてご活用いただけます。

監修医師紹介

小松 保則

六本木レディースクリニック

小松 保則院長

(こまつ やすのり/Yasunori komatsu)

プロフィールを見る

私たちは「高水準の不妊治療を、多くの患者様に安心して受けていただけるクリニックでありたい」という思いがあります。ご夫婦が働きながら治療を継続できること、そして身体的・経済的負担を最小限に抑えることを大切に診療を行っております。
不妊治療は心身ともに大きなエネルギーを必要とするものです。だからこそ、卓越した技術と最大限の配慮を尽くし、夜間や休日診療などの通院サポートを通じて、その負担を少しでも軽減したいと考えています。
お一人おひとりに最適な治療をご提案し、皆様に「信頼され期待されるクリニック」として共に歩んでまいります。どうぞ安心してご相談ください。

  • 経歴
  • 帝京大学医学部付属溝口病院勤務
  • 母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
  • 国立成育医療研究センター不妊診療科
  • 緑風荘病院 血液浄化療法センター
  • 六本木レディースクリニック勤務
  • 資格・所属学会
  • 日本産科婦人科学会 専門医
  • 日本産科婦人科学会
  • 日本抗加齢医学会
  • 日本産科婦人科内視鏡学会

体外受精・不妊治療の六本木レディースクリニック