一般不妊検査
※一般不妊検査は六本木院、池袋院
共に取り扱っております。
確かな検査結果をもとに
最適な治療で不安を安心へ
不妊治療の第一歩は、ご自身の体の状態を正確に把握することから始まります。
当院では、ホルモン値、子宮・卵巣の状態、卵管の通過性、精子の状態などを科学的根拠に基づいて詳しく検査します。
原因が特定できないケースもありますが、検査で得られた情報をもとに、お一人おひとりに寄り添い、最適な治療ステップをご提案、妊娠への道のりをサポートします。
一般不妊検査をご検討いただくケース
一年以上、避妊をせずに性交渉を続けていても
妊娠に至らない方将来、子供を希望している方
月経周期異常や婦人科疾患をお持ちの方
特に30代後半からは、年齢とともに妊娠の確率は低下しやすくなるます。不妊のリスクは男女共にあるため、少しでも上記に該当する方は、早めに検査を受けて現状を把握することをおすすめします。
不妊症の原因
不妊症の原因はひとつではなく、複数の要因が重なっていたり、明らかな原因が特定できない「原因不明不妊」も少なくありません。
妊娠が成立するためには、「排卵・受精・移動・着想」という複雑なステップが必要ですが、主に、以下の3つが大きな原因とされています。
⚫︎ 排卵の障害
卵巣からスムーズに排出されない状態。ホルモンバランスの乱れなどが影響します。⚫︎ 卵管の異常
精子と卵子が出会う「卵管」が閉塞や癒着で通っていない状態。
過去の炎症などが原因となることがあります。⚫︎ 男性側の要因
精子が十分に作られない、精子の運動率が低い、または勃起・射精が困難な性機能障害などが含まれます。
妊娠のプロセスにおいて女性が担う役割は多岐にわたるため、原因が女性側にあると思われがちですが、WHO(世界保健機関)の調査では不妊の約半数に男性側も関与していることが示されています。
参考:公益社団法人 日本WHO協会「不妊」
不妊症の原因について詳しく知りたい方は、「不妊症とは」をご覧ください。
不妊の原因を正確に見極めるには、
科学的根拠に基づく
診断が不可欠です。
ご夫婦それぞれの状態を把握し、不妊治療の第一歩を
踏み出すところから、私たちが支えます。
当院の一般不妊検査の種類と目的
周期に関係なく受けられる検査もありますが、女性の不妊検査は、月経周期に合わせて実施されることが一般的です。ここでは、六本木レディースクリニックで行っている一般不妊検査について、検査の種類と目的を説明します。
女性の検査

低温期(卵胞期)に実施する検査
月経中または月経後の低温期(卵胞期)には、以下のような検査を実施します。
基礎ホルモン検査は、卵巣の働きや排卵障害の有無を調べる血液検査です。FSH(卵巣刺激ホルモン)・LH(黄体化ホルモン)・PRL(プロラクチン:乳汁分泌ホルモン)・E2(エストラジオール:卵胞ホルモン)の値を調べて評価します。

経腔的に膣内にプローブを挿入して観察し、子宮筋腫、子宮腺筋症、卵巣嚢腫などを診断する検査です。
子宮内膜の厚さ、卵胞の発育程度を観察します。
生理食塩水を入れて、卵管の通過性を確認します。X線下での検査ではないため、被ばくや造影剤によるアレルギーのリスクが少ない検査です。

卵管通水検査で卵管の閉塞や狭窄が疑われた場合に、子宮鏡下で卵管に生理食塩水を注入して卵管の通り具合を診る検査です。
超音波検査、子宮卵管造影検査で子宮腔内に異常がある場合に行う検査です。子宮内膜ポリープや子宮粘膜下筋腫は不妊の原因になるため、場合によっては手術が必要です。
排卵期に実施する検査
排卵が起こる前後数日を排卵期と呼び、主に以下のような検査を実施します。
排卵時期を予測する尿検査です。尿中のLH(黄体化ホルモン)の増加を確認します。
女性の頸管粘液と精子の適合性を調べる検査です。排卵数日前~排卵日頃の検査当日早朝か前夜に性交渉し、子宮口入口や子宮頸管内の粘液を採取。顕微鏡下で頸管粘液中の精子の動きや数を観察します。

高温期(黄体期)に実施する検査
排卵後、月経が始まる前までの高温期には、以下のような検査を実施します。
高温期7日目前後(6~8日目)に採血し、黄体ホルモン(プロゲステロン、PRG)、卵胞ホルモン(エストラジオール、E2)を測定する検査です。低値の場合は子宮内膜が正常に厚くならないため受精卵の着床障害や初期流産の原因になります。
周期に関係なくいつでも実施できる検査
周期にかかわらずいつでも実施できる検査は、以下のようなものがあります。
FT3、FT4(2種類の甲状腺ホルモン)および、TSH(甲状腺刺激ホルモン)を測定する検査です。甲状腺機能異常があると、排卵障害や不育症の原因になります。
発育過程の卵胞から分泌されるホルモンを測定する検査です。AMH濃度により今後発育する可能性のある卵胞の数を測定し、卵巣予備能の指標とします。


精子を異物として認識する抗体の有無を調べる血液検査です。抗体により精子が動かなくなる場合を免疫性不妊症といい、複数回のフーナー検査不良の場合、早急に検査を実施します。
妊娠中の風疹感染症による、先天性風疹症候群の予防のため、不妊治療前に風疹抗体価を測定します。不十分であればワクチン接種が推奨されます。
院内感染予防のために必要な検査です。梅毒(RPR法、TPHA法)、B型肝炎、C型肝炎、HIVなど、妊娠や胎児に影響のある感染症の有無を調べます。
最も一般的な性感染症で、感染すると不妊の原因になる頸管炎、卵管の癒着や閉塞などを発症するため、卵管通水検査前に実施し、感染の有無を調べます。
前がん状態で不妊治療を開始すると進行する可能性があるため、子宮頸がん検査を実施します。子宮頸がんを発症している場合には、がんの治療を優先します。
男性の検査
当院でおこなっている男性側の検査は以下の3つです。
精液量、精子濃度、精子運動率、白血球数などを調べる検査です。3~7日間の禁欲期間(射精しない期間)後に精液を採取します。検査結果によっては人工授精や体外受精・顕微授精などの治療が必要となります。
一般的な精液検査では分からない、精子の機能や質を調べる検査です。生活習慣の改善や抗酸化剤などの服用により、精子のDNA損傷が改善する可能性があるため、今後の治療方針を立てるための指標となります。
院内感染予防のために必要な検査です。不妊の原因となる梅毒やHIVなどの性感染症や、B型肝炎、C型肝炎などの感染症を調べます。
その他の検査のご案内
不妊ドック
不妊ドックは、妊娠を希望される方に必要な検査をセットにしたもので、不妊治療を始める前に受けていただきたい検査です。すぐに妊娠を考えていない場合でも、必要に応じて妊活に向けた治療や身体づくりに役立つため、将来子供を望む方にも推奨されます。
保険適用ではないため、全額自己負担となります。
詳しい検査内容と費用については、「不妊ドック」のページをご覧ください。
AMH外来
AMH外来では、AMH値を指標に妊娠しやすさを評価し、不妊治療へつなげていきます。AMH値は卵巣内にどれだけ卵子が残っているかを推測する目安となります。値が低い場合は卵子の残存数が少ないことが予想され、早めに不妊治療を検討すべき指標となります。なお、AMH値が低いからといって「妊娠できない」というわけではありません。AMH値をひとつの指標として、専門医がお一人おひとりに最適な不妊治療をご提案いたします。
詳しくは「AMH外来(アンチミューラリアンホルモン)」ページをご覧ください。
不妊治療のアレルギー検査
不妊の原因が特定できない場合、当院では原因不明の不妊に対する検査のひとつとして、39種類のアレルギー物質を調べる検査をご用意しています。現在症状が出ていない潜在的なアレルギーの有無を確認でき、妊娠前から妊娠後までの体調管理に繋げることを目標としています。
詳しくは「不妊治療のアレルギー39検査」ページをご覧ください。
一般不妊検査は
六本木院、池袋院共に取り扱っております。
※六本木院、池袋院それぞれ予約フォームが異なりますので、
院をご確認の上、ご予約くださいませ。
検査結果後の治療方針について
不妊の原因が特定できた場合
不妊原因によって適切な不妊治療(タイミング方・人工授精・体外受精・顕微授精)を進めていきます。婦人科疾患がある場合は、手術が必要になる場合もあります。
| 不妊の原因 | 治療法 |
|---|---|
| 排卵障害 | 排卵誘発法とタイミング法や人工授精の併用 |
| 卵管狭窄・閉塞 | 卵管形成術(FT)または体外受精 |
| 子宮内膜症 | 腹腔鏡下子宮内膜症病巣除去術後、タイミング法・人工授精・体外受精 |
| 乏精子症 | 人工授精、体外受精、顕微授精など |
| 無精子症 | 精管閉塞には精路再建手術 精巣精子採取術と顕微授精の併用 |
| 勃起障害・射精障害 | 勃起障害治療薬など、人工授精 |
不妊症の原因が特定できなかった場合
医師の指導のもと、排卵と受精を助ける方法を数周期ずつ試みます。妊娠しない場合には、治療方法がステップアップしていきます。排卵と受精を助ける方法には、次のような方法があります。
タイミング法
基礎体温表をもとに、ホルモン検査、超音波検査による卵胞モニター、尿中LH測定、排卵日を特定し性交渉をもつ方法。
詳しくは「タイミング法」ページをご覧ください。
人工授精
精液をマスターベーションで採取し、最も妊娠しやすい時期に子宮内に注入する自然妊娠に近い方法。 女性に排卵誘発法をおこない、併用することもある。
詳しくは「人工授精」ページをご覧ください。
生殖補助医療(ART)
卵巣から採取した卵子と精子を培養液の中で受精させる方法。受精成立後、受精胚を子宮に移植する。
詳しくは「生殖補助医療(ART)」ページをご覧ください。
一般不妊検査の費用例
女性の場合
初診セット料金
36,060円
初診セット料金内訳
初診料
3,300円
感染症採血
7,630円
クラミジア検査
3,300円
25OHビタミン採血
3,300円
AMH検査
6,600円
抗精子検査
6,600円
風疹抗体価
2,030円
甲状腺採血
4,370円
※初診時にかかる費用の目安となります。
こちら以外の処置を受けた場合は追加で費用がかかります。
男性の場合
初診セット料金
14,230円
初診セット料金内訳
初診料
3,300円
感染症採血
7,630円
クラミジア検査
3,300円
25OHビタミン採血
3,300円
AMH検査
6,600円
抗精子検査
6,600円
風疹抗体価
2,030円
甲状腺採血
4,370円
※初診時にかかる費用の目安となります。
こちら以外の処置を受けた場合は追加で費用がかかります。
当院の一般不妊検査が選ばれる理由
診療体制や実績などで、多くの患者さまから高い評価をいただいています。
妊娠を希望している方が、安心して通えるを整えています。
仕事と両立しやすい診療体制
(土日・平日夜間診療に対応)Google口コミで高い評価を獲得
医師・培養士・看護師が連携した
総合力による高い妊娠実績担当医制を採用
(生殖補助医療、卵子凍結の場合)最新の設備による安全性
経験豊富な培養士が在籍
転院患者さまの治療実績が多数
無痛採卵に対応し、
採卵時の不安や痛みに配慮
今の状態を正しく知り、迷いのない道筋を。
あなたに最適なプランをご提案します。
※六本木院、池袋院それぞれ予約先が異なりますので、
ご注意ください。
当院のドクターについて
当院では、一人ひとりに合ったオーダメイド治療をおこなうため担当医制度を導入しています。経験豊富な医師が最後まで担当いたします。
※生殖補助医療と卵子凍結のみ

六本木レディースクリニック六本木院 院長
小松 保則 院長
こまつ やすのり
/Yasunori Komatsu

六本木レディースクリニック池袋院 院長
伴 政明 院長
ばん まさあき
/Masaaki Ban
一般不妊検査に関してよくある質問
どの時点で不妊検査を受けるべきでしょうか?
避妊をせずに性交渉をしても1年以上妊娠しない場合、不妊症検査を受けることを考えてみましょう。年齢とともに妊娠しにくいとされているため、年齢が高い場合には1年を待たずに半年を目安に検査を受けてください。また、妊娠しにくいリスクのある方は年齢に関わらず、妊娠できる身体であるか、一度検査してみるとよいでしょう。また、不妊検査はパートナーと一緒に受けることをおすすめします。
一般不妊検査の種類別の費用が知りたいです。
一般不妊検査の費用は、検査の種類によって異なり、保険適用の検査と、全額自己負担の検査があります。費用が高額になる場合もありますので、かかりつけの医療機関に相談することをおすすめします。
当院の一般不妊検査の費用について詳しく知りたい方は、「不妊治療・体外受精の費用や料金について(東京)」をご覧ください。
監修医師紹介

私たちは「高水準の不妊治療を、多くの患者様に安心して受けていただけるクリニックでありたい」という思いがあります。ご夫婦が働きながら治療を継続できること、そして身体的・経済的負担を最小限に抑えることを大切に診療を行っております。
不妊治療は心身ともに大きなエネルギーを必要とするものです。だからこそ、卓越した技術と最大限の配慮を尽くし、夜間や休日診療などの通院サポートを通じて、その負担を少しでも軽減したいと考えています。
お一人おひとりに最適な治療をご提案し、皆様に「信頼され期待されるクリニック」として共に歩んでまいります。どうぞ安心してご相談ください。
- 経歴
- 帝京大学医学部付属溝口病院勤務
- 母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
- 国立成育医療研究センター不妊診療科
- 緑風荘病院 血液浄化療法センター
- 六本木レディースクリニック勤務
- 資格・所属学会
- 日本産科婦人科学会 専門医
- 日本産科婦人科学会
- 日本抗加齢医学会
- 日本産科婦人科内視鏡学会
体外受精・不妊治療の六本木レディースクリニック


