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体外受精の成功率を上げるために自分でできることは健康的な体づくりです
体外受精の成功率をアップさせるために、治療を続けながら自分でできることは、健康的な体づくりを目指した内容があげられます。
たとえばその一部には、適度なストレス解消・睡眠の質を上げる・血流アップ・お酒とタバコはやめるなどがあります。
これらのポイントを少しずつ行っていきながら体の調子を改善していくことで健康的な体を目指せるようになり、体外受精から妊娠のしやすい体を目指すことにもつながるものです。
仕事や日常生活でのストレスを適度に解消しましょう
ストレスが妊娠率の低下に影響していることが海外の研究で明らかにされたため、体外受精の成功率を少しでも上げたい時には日頃のストレス軽減につとめることをおすすめします。
その方法の中でも健康的に行える内容のものを紹介しておきます。
話すことでスッキリすると感じる方も多く、ひとりで考え込むよりは誰かに聞いてもらうと、悩み事や不満からくるストレスも軽くなることでしょう。
パートナーと会話をして、仕事や日常生活、不妊治療に対することなどを気軽に話し合うほか、同じ立場や悩みを抱えている人と話をすることでも気持ちが軽くなることが期待できます。
普段声を上げる機会はあまりない方の方が多いのではないでしょうか。
お腹から大きく声を出せば呼吸がしっかりとでき、酸素を体の中へ取り込みやすくなるため体内の循環も良くなります。
自律神経が整いやすくなるというメリットもあり、わけもなく不安になるなどの状態の改善にもつながることが期待されます。
睡眠の質をあげ、栄養をきちんととりましょう
体をよく休めることで機能の修復や回復が行われます。
体外受精での妊娠を目指すために健康的な体作りを目指すには、体をよく休めて栄養をとることも大切です。
血流を良くするには心拍をあげることもひとつの方法であり、体を動かすことがおすすめです。
しかし運動に慣れていない方は、急に激しい運動に取り組むと体へ大きな負担をかけることになってしまいます。
そのため、ウォーキング程度の運動から始めることがおすすめです。
そして運動をすると心地よい疲労感も得られるため、よく眠れるようになることもメリットとしてあげられます。
しかし仕事が忙しすぎるなどの理由で、疲労がたまり運動するどころではない方もいるのではないでしょうか。
そのような場合には鍼灸や整体で体のコリをほぐしてもらい、血流改善のお手伝いをしてもらう方法もあります。
疲れているけれど眠れない時は、慢性疲労になってしまい疲れが自分ではとりにくい状態になっている可能性があります。
ストレスがたまるとつい甘い物を食べすぎるという経験のある方もいることでしょう。
しかし栄養が偏るとさらにストレスもたまりやすくなる場合もあるため、栄養価の高いおいしい食べ物をたっぷり食べることがおすすめです。
必要な栄養素が補給できれば体も満足し、食べ過ぎることも予防できます。
たとえば旬の食品はおいしさと栄養価の高さを兼ね備えているため、おすすめです。
お酒とタバコは少量でもやめましょう
仕事で忙しい時や日常生活でイライラした時にスッキリしたくてお酒やたばこを嗜んでいる方もいるでしょう。
少量であれば体外受精の成功に関係がないと思っているかもしれませんが、たとえほんの少しでも影響があるとの研究結果が出ています。
まずお酒についてはよく飲酒するカップルはあまり飲酒はしないカップルに比べて、体外受精からの妊娠率が低い傾向にあったという結果が報告されています。
このことから少量であっても体外受精で妊娠できるかどうかに飲酒は関係があると言えます。
それから喫煙については、有毒な化学物質をたくさん体内へ取りこむことからカップルの男女共に喫煙していると、体外受精の成功率も大きく下がるといわれているのです。
(まとめ)体外受精の成功率を上げるために自分でできることは?
体外受精からの妊娠をしやすくするには、治療をしながら自分でできることを行ってみましょう。
その一例をあげておくと、ストレスの適度な解消・質のよい睡眠・血流アップ・飲酒は控える・禁煙するといったことがあります。
過度のストレスが妊娠率の低下に関係があると海外での研究で明らかになったことから、体外受精の成功率アップには適度なストレス解消がおすすめといえます。
ストレス解消の方法は健康的な内容を行い、たとえば親しい人との会話や大きな声を出すなどがあります。
体をよく休めるには質のよい睡眠をとることが必要で、そのためには運動すること、鍼灸・整体の利用などで体をほぐしてもらうことを試してみましょう。
十分な栄養をバランスよくとることも健康的な体づくりに役立つため、体外受精の成功につながるといえます。
お酒は普段から飲んでいると、あまり飲まないカップルに比べて体外受精の成功率が下がりやすくなります。
喫煙については男女共に行っているともっとも妊娠率が低くなるといわれています。