人工授精(AIH)
治療の流れや妊娠率について

※人工授精は六本木院、池袋院
共に取り扱っております。

自然妊娠に近い不妊治療

人工授精(AIH)は、自然妊娠に近いかたちで妊娠を目指す一般不妊治療です。六本木レディースクリニックでは、患者さまの年齢や身体の状態を踏まえたオーダーメイド治療をご提案しています。

また、排卵日に合わせた通院が必要となる人工授精に対応するため、平日夜間や土日祝日も診療をおこなっています。
人工授精の診療時間において、六本木院では「平日19:30、土日祝17:30まで」池袋院では「平日18:30、土日祝16:30まで」受付しており、お仕事をされている方でも安心して通院いただけます。

人工授精(AIH)とは

「人工授精(AIH)」とは、排卵のタイミングに合わせて良好な精子を選別し、カテーテルで子宮に直接注入する不妊治療のことです。注入された精子は子宮・卵管を通り、排卵した卵子と出会い受精します。

この治療法はタイミング法で妊娠に至らなかったときの、次のステップとして位置づけられています。

「人工」とありますが、医師がおこなうのは精子を子宮内へ注入するところまでです。

精子を注入したあとは自然妊娠と同じ過程となりますので、自然妊娠やタイミング法と近い治療法となります。

体外受精との違い

人工授精と体外受精はともに不妊治療のひとつですが、人工授精は一般不妊治療、体外受精は生殖補助医療に分類され、受精させる方法や工程に大きな違いがあります。
人工授精は体内で受精させるのに対し、体外受精はその名のとおり体外で受精させて子宮に戻します。採卵・培養・胚移植などの工程があり、かかる期間や通院回数も多くなります。
人工授精を1〜5回を目安に妊娠に至らなかった場合、年齢や状況に応じて、次のステップとして体外受精を検討します。

体外受精(IVF)について
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人工授精のメリット

人工授精のメリットは、次のような点があげられます。

  • より自然に近いかたちで妊娠できる

  • 調整した精子を直接子宮内に送り込むため妊娠率が高まる

  • 治療にともなう痛みがほとんどなく身体への負担が少ない

  • 生殖補助医療よりも費用負担が軽い傾向にある

人工授精のデメリット

一方、人工授精のデメリットは、次のような点があげられます。

  • 1回あたりの妊娠率は10%程度

  • 処置後に少量の出血が生じる場合がある

人工授精の適応となるケース

  • 性交障害(ED・射精障害・性欲低下など)がある場合

  • 男性因子(乏精子症、精子無力症など)がある場合

  • 精子の子宮内への侵入障害がある場合

  • タイミング法を試して妊娠が成立しない場合

  • フーナー検査の結果から適応と判断された場合

人工授精が不適応となるケース

  • 卵管の通過性が悪いなど、卵管因子がある場合

  • 重度の男性不妊(精子の数や運動率が著しく低い場合)

人工授精の流れ・スケジュール

  1. 1. 排卵誘発剤の使用を検討(生理1〜5日目)

    身体の状態を確認しながら、医師と相談して排卵誘発剤の使用を検討します。場合によっては誘発剤を使用せず自然排卵を選択することも可能です。

  2. 2. 超音波検査(生理10〜12日目)

    排卵日を予測するため超音波検査を実施します。

    排卵誘発の使用を検討

    超音波検査では、卵巣内の卵胞のサイズや子宮内膜の厚みを確認して、より正確な排卵日を医師が予測します。
    検査結果に基づき、人工授精の実施日時などを医師と相談して決定します。

  3. 3. 人工授精当日(生理12〜14日目)

    女性側の人工授精までの流れ

    人工授精
    1. 超音波検査で卵胞の状態を確認します。
    2. 女性の卵胞、男性の精液に問題がなければ、そのまま人工授精をおこないます。
    3. 実施後は医師の診察と看護師からのお薬処方があります。

    男性側の人工授精までの流れ

    人工授精
    1. ご自宅もしくは院内で精子を採取し、培養室へ提出していただきます。
    2. 精液は培養士が洗浄・濃縮し、妊娠しやすいように調整します。

    精子の洗浄・濃縮について

    顕微鏡で精子の状態を確認したあと、遠心分離を用いて精子を洗浄し、良好な精子を集める処理をおこないます。

    精子の動きを阻害する未熟な精子、動いていない精子、形が歪な精子、白血球などは遠心分離でできる限り除外します。所要時間は30分程度です。

    精液の洗浄手順
  4. 4. 超音波検査(人工授精から2〜3日後)

    人工授精をしたあとは、排卵したかどうかを超音波検査にて確認します。採血で評価する場合もあります。

  5. 5. 妊娠判定

    月経予定日より生理が遅れた場合、市販の妊娠検査薬を使ってご自身で確認いただきます。陽性反応があった場合、来院のご予約をお取りいただき、クリニックで妊娠判定をおこないます。
    一方で月経が来た場合は、医師の指示に沿った日程でご来院いただき、今後の治療方針についてご相談となります。

人工授精は
六本木院、池袋院共に取り扱っております。

初診予約はこちら

※六本木院、池袋院それぞれ予約フォームが異なりますので、
院をご確認の上、ご予約くださいませ。

人工授精の妊娠率と年齢別の累積妊娠率

参考:公益財団法人日本産婦人科医会「10.人工授精(AIH:Artificial Insemination with Husband’s semen) – 日本産婦人科医会

人工授精の1回あたりの妊娠率は、一般的に10%程度といわれています。患者さまの年齢や身体の状態によって妊娠する確率は変わってきますが、当院の場合も妊娠率は約10%程度です。

回数を重ねると累積妊娠率は上がりますが、人工授精を4回以上おこなった場合の累積妊娠率は、40歳未満で20%程度、40歳以上では10〜15%程度にとどまります。

人工授精で妊娠する方は、3~5回までに妊娠に至る方が多く、6回目以降は妊娠率が横ばいになる傾向にあります。

人工授精で妊娠に至らなかった場合

人工授精で妊娠に至らなかった場合は、生殖補助医療(体外受精・顕微授精)へのステップアップを検討します。

人工授精は3〜5回目で妊娠するケースが多いですが、それ以降は妊娠率が低下する傾向にあります。そのため、年齢や身体の状態に応じてステップアップをご提案します。

生殖補助医療について詳しく見る
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六本木レディースクリニックの
人工授精が選ばれる理由

当院では、患者さまがご希望に沿った通院ができるよう、平日夜間や土日祝日の診療をおこなっています。タイミングが重要となる人工授精においても、仕事と両立しながら無理なく通院していただける体制を整えています。

また、生殖補助医療の実績も豊富なため、人工授精から次のステップへ進む場合も、継続して安心して治療に臨んでいただけます。

他にも以下のような特徴があります。

  • 仕事と両立しやすい診療体制

  • Google口コミで高い評価を獲得

  • 総合力からの高い妊娠実績

  • 担当医制を採用
    (生殖補助医療、卵子凍結のみ)

  • 最新の設備環境

  • 経験豊富な培養士が在籍

  • 転院患者さまの治療実績が多数

人工授精の費用

人工授精を含む不妊治療は現在保険適用とされています。一般不妊治療には年齢や回数制限なく受けられます。

人工授精の費用目安は以下のとおりです。

保険診療自費診療
人工授精5,460円23,100円

※費用はすべて税込価格です。

別途、診察料や薬剤費がかかる場合があります。

人工授精に関するよくある質問

人工授精の処置中に痛みはありますか?

子宮内に挿入するカテーテルはやわらかい樹脂でできていますので痛みはほとんどありません。術後に痛みがでる方がいらっしゃいますが排卵痛であることがほとんどです。

人工授精に副作用やデメリットはありますか?

人によっては治療を受けてから1~2日程度の出血や、子宮の入り口付近で痛みを感じるなどといった可能性があります。しかし基本的に大きな副作用や身体の負担は少なく、自然妊娠に近い方法です。

「人工」という文字に抵抗があるのですが…

人工授精は濃縮した運動精子を子宮腔内に注入する方法です。子宮の中に入った精子は自らの力で卵管内を泳ぎ、卵子と出会って受精します。
人工という文字はあれど、このプロセスは自然妊娠とほぼ変わりません。

人工授精やタイミング法のあと、次の生理が遅れています。どうすればいいですか?

月経開始予定日から約1~2週間後に診察の予約をとっていただき、お越しください。市販の妊娠検査薬を使用して陽性反応が出た場合でも、必ず一度受診をお願いしております。 妊娠後の経過を超音波検査にて診察させて頂き、最後の診察日にご紹介状をお渡しいたします。

人工授精の診療予約はこちら

※六本木院、池袋院それぞれ予約先が異なりますので、
ご注意ください。

不妊治療用語集

監修医師紹介

小松 保則

六本木レディースクリニック

小松 保則院長

(こまつ やすのり/Yasunori komatsu)

プロフィールを見る

私たちは「高水準の不妊治療を、多くの患者様に安心して受けていただけるクリニックでありたい」という思いがあります。ご夫婦が働きながら治療を継続できること、そして身体的・経済的負担を最小限に抑えることを大切に診療を行っております。
不妊治療は心身ともに大きなエネルギーを必要とするものです。だからこそ、卓越した技術と最大限の配慮を尽くし、夜間や休日診療などの通院サポートを通じて、その負担を少しでも軽減したいと考えています。
お一人おひとりに最適な治療をご提案し、皆様に「信頼され期待されるクリニック」として共に歩んでまいります。どうぞ安心してご相談ください。

  • 経歴
  • 帝京大学医学部付属溝口病院勤務
  • 母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
  • 国立成育医療研究センター不妊診療科
  • 緑風荘病院 血液浄化療法センター
  • 六本木レディースクリニック勤務
  • 資格・所属学会
  • 日本産科婦人科学会 専門医
  • 日本産科婦人科学会
  • 日本抗加齢医学会
  • 日本産科婦人科内視鏡学会

体外受精・不妊治療の六本木レディースクリニック