不妊治療の内容によって平均費用は変わってきます


不妊治療にかかる平均費用は施術の内容などに個人差があるため、一概にいうのはとても難しいことです。

不妊治療とひとくちに言ってもさまざまな治療法があり、その治療法によって費用も大きく変わってくるため、平均費用について述べるのは難しいというのが実状です。

またクリニックによっては不妊治療にかかる費用を明確にしていないところもあるため、人によって数十万~百万円以上と、大きな開きが生じます。

不妊治療の中でも外受精や顕微授精を受けた場合は、平均費用が135万円前後になるというデータがありますが、治療を受けるクリニックや女性の年齢などによって違いが出てきます。

各都道府県では特定治療支援事業を定めています

不妊治療は高度な技術を用いて施術を行うことから、どのクリニックにおいても平均費用が高額になる傾向があるのです。
とくに体外受精や顕微授精を受けた場合はその高度な技術ゆえに、平均費用が上昇します。

各都道府県では不妊治療を受けるかた向けの支援策として、特定治療支援事業を行っています。
不妊治療は自由診療にあたるため、風邪などで受診するの時のように医療保険が適用されるものではありません。

そのため、不妊治療を希望する方に対し、負担となる費用の軽減を目的として各都道府県は特定治療支援事業による助成金制度を定めています。
参考までに東京都の特定治療支援事業を例に下記にまとめてみます。

まず助成対象となるのは体外受精と顕微授精の場合のみです。
同じ不妊治療であってもタイミング法などは対象外となります。

また法律上婚姻している夫婦だけでなく、事実婚の夫婦も対象者となっているのが特徴です。
事実婚の夫婦の場合は平成30年4月1日以降に開始した1回の施術から助成対象となっており、法律上の夫婦・事実婚の夫婦いずれも東京都に住民票を置いていることが条件です。

施術の内容などによりA~Hに分類し、A~Fまでを助成対象範囲と定め、残りのG・Hについては対象外としています。
助成される金額はこの分類に基づき、施術1回あたり7.5~30万円が助成されるでしょう。

この助成金制度を利用するためには審査を通過することが条件となっています。
詳しくは不妊治療専門のクリニックや、お住まいの地域の窓口に尋ねてみてください。

金融機関によっては不妊治療専門のローン商品を取り扱っています


ローン商品といえば住宅ローンや教育ローンなどが思い浮かびますが、一部金融機関では不妊治療に特化した不妊治療向けのローン商品を取り扱っています。
先ほど述べた特定治療支援事業を利用するに至ったとしても、それなりの費用は負担することになります。

実際、お金に関わることは不妊治療においては必ず考えなければならない問題です。
ある調査では体外受精と顕微授精を経験した人のうち、約6割以上の方が費用面の問題を抱えたことがあると回答しています。

費用の問題は常について回ることを受け止めて、不妊治療向けのローン商品を利用するのも一つの方法ではあります。
ただし利用するにあたっては、きちんと夫婦間で話し合いを済ませてから申し込みをしましょう。

不妊治療はなるべく早くスタートさせましょう

不妊治療の平均費用が高くなる要因の一つとして考えられるのが、高齢の方が不妊治療をスタートさせた場合です。
不妊治療でいう高齢とは、主に30代後半~40代くらいにあたります。

たとえ毎月規則正しく生理が訪れていても、年齢を重ねれば重ねるほど、女性の身体は少しずつ妊娠しにくい身体に変化していくのです。
自然妊娠を望んだとしても、年齢の壁が立ちはだかってなかなか妊娠に至らないご夫婦は大勢いらっしゃることでしょう。

20代前半に不妊治療を始めた場合と40代になってから不妊治療を始めた場合とでは、不妊治療が成功する確率が大きく違ってきます。
年齢が上がれば上がるほど作られる卵子の数は減少し、卵子の細胞質の老化が進むことで妊娠する確率が下がると言われているのです。

なかなか妊娠しづらい状態が続けば、その分だけ不妊治療にかかる費用も増えてしまいます。
不妊治療についての相談は、信頼できるクリニックを頼るようにしましょう。

(まとめ)不妊治療でかかる平均費用は?

1.不妊治療の内容によって平均費用は変わってきます

不妊治療の平均費用は治療内容やクリニック、女性の年齢などによって変わるため、一概にいくらであると言い切るのは難しいです。

不妊治療の中でも高度な治療である体外受精や顕微授精を受けた場合は、平均費用が135万円前後になるというデータがあります。

2.各都道府県では特定治療支援事業を定めています

不妊治療の中でも高度な体外受精や顕微授精に対し、かかる費用を軽減する目的で特定治療支援事業が定められています。

地域によって内容に違いが出てくるため、不妊治療専門のクリニックや、お住まいの地域の窓口に詳細を聞いてみましょう。

3.金融機関によっては不妊治療専門のローン商品を取り扱っています

一部金融機関では、不妊治療を対象とした不妊治療向けのローン商品を取り扱っています。

ある調査では体外受精と顕微授精を経験した人で約6割以上の方が費用面の問題を抱えたことがあると回答しており、費用に関わる問題は夫婦間でよく話し合う必要があるでしょう。

4.不妊治療はなるべく早くスタートさせましょう

高齢になればなるほど卵子の老化が進むため、妊娠する確率は低くなります。

なるべく早い段階で不妊治療を始めることが、不妊治療の平均費用を下げることにもつながります。

監修医情報

六本木レディースクリニック
小松保則医師
こまつ やすのり/Yasunori komatsu

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経歴
帝京大学医学部付属溝口病院勤務
母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
国立成育医療研究センター不妊診療科
六本木レディースクリニック勤務
資格・所属学会
日本産科婦人科学会 専門医
日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本産婦人科内視鏡学会

運営者情報

運営クリニック 六本木レディースクリニック
住所 〒106-0032 東京都港区六本木7-15-17 ユニ六本木ビル3F
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院長 小松保則医師