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不妊治療で体外受精を行ったその後は、普段通りの生活をしても大丈夫です
不妊治療で体外受精を行った後は、特別に安静にしておかなければならないというわけではありません。
特別に激しい運動をしない限りは、普段通りの生活をしてもよいとされています。
ただし喫煙・カフェイン・アルコールの過剰な摂取は妊娠していた場合、赤ちゃんに よくない影響が出る可能性があるため控えることをおすすめします。
体外受精を行った当日は入浴や夫婦生活、激しい運動は避けましょう
はじめて不妊治療を行う方の場合、体外受精を行ったその後はどのように過ごせばよいのかと不安になる方もいます。
膣内に傷がついていた場合、入浴や水泳により雑菌が入る可能性があるため、体外受精を行った当日は、湯船に浸かる入浴や水泳は禁止です。
入浴は軽くシャワーのみにしておきましょう。
夫婦生活も当面の間は控え、フルマラソンのような激しいスポーツは避けるように注意しましょう。
喫煙は血管を収縮させる上、有害物質を体内に取り入れることになります。
妊娠していた場合に、赤ちゃんへの影響が出る可能性もあるため、体外受精を機会に禁煙してみてはいかがでしょうか。
アルコールやカフェインの過剰摂取も、妊娠していた場合に赤ちゃんへのよくない影響が出る可能性があるためおすすめできません。
体外受精をした当日は、心身ともに疲れておりデリケートな状態なので、十分に休養を取り、普段よりも少し安静に過ごすことをおすすめします。
体外受精のその後の注意点については、主治医から説明があるため、しっかりと聞いて注意事項を守るようにしましょう。
不明な点がある場合は、自己判断せずにきちんと聞いておくことが大切です。
体外受精を行ったその後の生活は普段通りで大丈夫です
体外受精から数日が経つと、特別に安静にしておく必要はなく、普段通りの生活をしても大丈夫です。
ストレッチやウォーキングなどのような軽い運動をしてもOKです。
体外受精を行った後は、誰もがその結果が気になるでしょう。
しかし妊娠判定は2週間~20日程度の期間を置かない限り、出ることはありません。
結果ばかりを気にし過ぎていると、ナーバスになってしまうことがあります。
ストレスは血流を鈍らせてしまうこともあるため、適度にストレスを発散しながら、なるべくゆったりとした気持ちで過ごすことを心がけましょう。
過ごし方としては、心地よい音楽を聴いたり、キレイな景色を眺めたりなど、心が喜ぶようなことを取りいれるのもよいでしょう。
栄養バランスの取れた食事を楽しみ、睡眠も十分にとるようにして、規則正しい生活習慣を身につけましょう。
体外受精のその後の生活においても、体外受精当日と同じく、喫煙することは望ましくありません。
妊娠初期はデリケートな時期なので体外受精後は、激しすぎるスポーツは控えることがおすすめです。
体外受精後で気になることがある場合は主治医に相談しましょう
体外受精を行った後、体に異変を感じることがある場合があります。
とくに体外受精での治療の際にhCG注射を行った場合には、副作用として卵巣過剰刺激症候群を起こしてしまうことがあります。
卵巣過剰刺激症候群になると、卵巣が膨れて、お腹や胸部などに水が溜まるなどの症状が起こります。
ひどい場合には、血栓症などの合併症を起こしてしまうこともあるため、注意が必要です。
体外受精の後に、腹部の膨満感や下腹部痛がある場合には、クリニックを受診し主治医に相談しましょう。
無事に着床していた場合は、少し熱っぽい・頭痛・腹痛・吐き気をもよおすなど、妊娠初期に現れやすい症状が出るケースもあります。
風邪だと思って市販薬を飲んでしまうことのないように注意しましょう。
体外受精後で気になることがある場合には、自己判断で薬を飲んだりせずに、主治医に指示を仰ぐようにしましょう。
妊娠初期症状は、感じる方もいればそうでない方もいます。
何も症状がないからと言って、妊娠していないかどうか判断できないため、妊娠判定日にはきちんとクリニックを受診しましょう。
(まとめ)不妊治療を行ったその後はどうなる?
不妊治療で体外受精を行った後は、基本的には普段通りの生活をしても大丈夫だとされています。
ただし妊娠していた場合のことを考え、喫煙・アルコール・カフェインの過剰摂取には気をつけましょう。
体外受精を行った当日は、湯船に浸かる入浴や水泳、激しい運動や夫婦生活は避けましょう。
禁煙を心がけ、アルコールやカフェインの過剰摂取にも気をつけましょう。
不明な点がある場合は自己判断せずに、主治医に確認しておくことをおすすめします。
体外受精を行ったその後は、禁煙をして激しいスポーツを避ける程度で、基本的には普段通りの生活をしても大丈夫です。
ストレスを溜めすぎないようにゆったりとした気持ちで過ごすよう心がけましょう。
体外受精の治療の際にhCG注射を行った場合には、副作用として卵巣過剰刺激症候群を起こすことがあります。
腹部の膨満感や下腹部痛、その他の体調の変化がある場合、市販薬は飲まずに主治医の指示を仰ぎましょう。