体外受精で受精卵を戻した後は過度の運動を避ける以外は普段の生活を送ることができます


体外受精の胚移植をした後は、仕事や夫婦生活など普段の生活を送ることができます。
手術自体も入院はなく、安静後に当日帰宅できます。

医師の指示で過度の運動やしばらくの安静を支持されることもありますが、ずっとベッドで寝ていなければいけないわけではありません。
受精卵を戻した後はできるだけリラックスしていつも通りの生活を送りましょう。

胚移植後はできるだけリラックスして普段の生活を送りましょう

体外受精は体外で卵子と精子を受精させて子宮に戻します。
分割した受精卵のことを胚と呼び、胚移植後、2週間程度で妊娠しているかどうかわかります。

妊娠がわかるまでのあいだは、不安と希望で感情が揺さぶられるでしょう。
そんな胚移植後の過ごし方に注意点はあるのでしょうか。

胚移植後の生活で注意しなければいけないのは、身体に過度の負担をかけないことです。
たとえば極端に激しい運動はあまりおすすめできません。

医師によっては着床が安定する3、4日後までは比較的安静が勧められることもあります。
これは子宮への影響というよりも、心理的に念のために安静にしておくという側面もあると言われています。

不安な点があれば質問し医師からの指示は遵守してください。
移植後の内服薬や予防接種なども担当医の指示を受けましょう。

着床後は妊娠するかもしれないと考えておなかの赤ちゃんに優しい生活も大切だと考えられています。
冷えは血行を悪くするため胚移植後に限らず身体は温めておくといいでしょう。

またどうしても胚移植後は妊娠について考えすぎてしまいますが、極力意識しすぎず、ストレスの少ない生活を心がけることが大切です。

胚移植は短時間の施術ですが、念のため安静にしてから帰宅します


胚移植はETとも呼ばれ、分割卵を子宮に戻すことを指します。
戻す時期はその時の受精卵の数や質などを見て検討します。

移植方法には受精後2~3日の分割期胚を使用する分割期胚移植と5~6日培養して移植する胚盤胞移植、分割期胚と胚盤胞を同じ周期で連続して移植する二段階移植があります。

胚盤胞移植には胚の選別が可能で妊娠率を下げずに移植胚数を少なくできるというメリットがある一方、予定していた胚移植がキャンセルになることもあります。

胚移植は超音波エコーで確認しながら細い管を入れておこないます。
かかる時間は10分程度です。

麻酔などは使いませんが、移植後病院で安静にしてから帰宅することになるでしょう。
胚移植後は妊娠率を高めるために黄体ホルモンの補充も開始されます。

さらに胚移植後は消毒やカテーテル挿入による刺激で2~3日は出血することがあるため、心配な場合は自己判断せずに、早めに病院へ連絡しましょう。
妊娠判定は胚移植から1週間程度かかります。

胚が着床していればHCGホルモンが分泌されて判定にあらわれます。
難しいかもしれませんが、体外受精について意識しすぎないようリラックスして過ごしましょう。

妊娠する前から母親の仕事は始まっています

赤ちゃんがお腹にいるときにできることがあります。
妊活とは妊娠しやすい身体を目指すだけではありません。

出産しやすい、赤ちゃんの成長に適した身体を目指すことでもあります。
過度のダイエットで栄養不良のまま妊娠したり、栄養の偏りがあったりすると胎児の発育に影響を与えるほか、生まれてきた子どもの生活習慣病リスクが上がることもあります。

これは母体が栄養不良の場合、胎児が生き延びるために栄養が足りない環境でも生きられるように遺伝子の働き方を変えるためだと言われています。
さらに妊娠したばかりのころの栄養不良であっても、赤ちゃんに引き継がれる可能性が示唆されています。

栄養の中でもとくに葉酸やビタミンBは赤ちゃんの変化に大きな影響を与えると言われてます。
ですから、妊活を思い立ったその時から、未来の赤ちゃんのことを考えた生活に切り替えましょう。

赤ちゃんが持って生まれた体質は、その子どもから後の世代まで引き継がれるとも言われています。
妊娠を希望したときから、子育ては始まると言われています。
赤ちゃんのことを考えた生活は妊娠前から続けておくべき必須のことだと言えるでしょう。

(まとめ)体外受精で受精卵を戻した後の生活の注意点は?

1.体外受精で受精卵を戻した後は過度の運動を避ける以外は普段の生活を送ることができます

胚移植後は病院でしばらく安静にした後、当日に帰宅できます。

帰宅後はストレスを避け、身体を冷やさないように生活するといいと言われています。
できるだけいつもと同じようにリラックスして過ごしましょう。

2.胚移植後はできるだけリラックスして普段の生活を送りましょう

体外受精で胚移植を受けた後は、過度の運動はお勧めできませんが普段と同じように生活することができます。

胚移植後に限らず、妊活中は規則正しい生活を送り身体は冷やさないようにしましょう。
医師によって指示が違うため、必ず遵守するようにしましょう。

3.胚移植は短時間の施術ですが、念のため安静にしてから帰宅します

胚移植には受精後2~3日の分割期胚を使う分割期胚移植と5~6日培養する胚盤胞移植があります。

それぞれメリットがあるため患者と医師が相談の上で決定します。
胚移植の後は結果を待ちましょう。

4.妊娠する前から母親の仕事は始まっています

子どもが生まれる前から女性は母親としてお腹で赤ちゃんを育てます。

妊娠がわかる前から気を配っておきたいのが栄養状態です。
母親の栄養不良が子の健康状態を左右する可能性があると言われています。

監修医情報

六本木レディースクリニック
小松保則医師
こまつ やすのり/Yasunori komatsu

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経歴
帝京大学医学部付属溝口病院勤務
母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
国立成育医療研究センター不妊診療科
六本木レディースクリニック勤務
資格・所属学会
日本産科婦人科学会 専門医
日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本産婦人科内視鏡学会

運営者情報

運営クリニック 六本木レディースクリニック
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院長 小松保則医師