体外受精がうまくいかない原因はさまざま考えられます


何度も体外受精を行ってもうまくいかないときは、他の原因が関係しているからかもしれません。
不妊を引き起こしている理由はひとつだけとは限らないため、検査をしていくつかの要因をピックアップし治療することが必要です。

そのためには、女性側だけで治療を続けるよりも男女共にクリニックで検査や治療を受けることをおすすめします。

体外受精がうまくいかない理由が複雑に絡みあっていることもあります

自然妊娠とは違い体外受精の場合は容器の中へ卵子と精子を入れて受精させるため、受精成功率は自然の場合より高くなっています。
しかし体外受精に取り組んでもなかなか妊娠成立に至らない時には、あらゆる原因が複合している可能性があります。

するとひとつの要因を改善しても他の要因が残っていれば体外受精の成功を妨げる恐れがあるのです。

女性側に考えられる原因

多嚢胞性卵巣症候群がある場合、若くても体外受精の成果が得られにくいことがあります。
高齢の場合は卵巣機能が非常に低下しており、46歳以上で体外受精も含め妊娠した例がないことからこの年齢が不妊治療を終える目安とされています。

男性側に考えられる原因

精子の数が極端に少ない・精子の元気がない・原因不明だけれど精子が受精できないという原因があげられます。

他のクリニックでセカンドオピニオンを聞く方法もあります


同じクリニックに長く通っていてもなかなか成果があがらない場合には、別の不妊治療クリニックへセカンドオピニオンを聞きに行くこともひとつの方法です。
体外受精の成功は医師の腕も関わっており、治療方針やスタッフの対応などもさまざまのため、より自分にあったクリニック見つけて治療を続けるには必要な手段でしょう。

はじめのクリニックで何度体外受精しても成果が上がらず、そこへ通おうと決めた理由が家から近い、仕事帰りに立ち寄りやすいなど立地面だけであれば、セカンドオピニオンで他の不妊治療クリニックに行ってみることをおすすめします。

セカンドオピニオンのため他院を受診する時は、それまでのクリニックで紹介状を書いてもらえるとスムーズですが、難しい時は新たに受診するクリニックでその旨を話しましょう。

そして改めて検査を行なったりカウンセリングをしたりする費用は、たいてい実費になることを覚えておいてください。
クリニックによっては専門のスタッフがおりセカンドオピニオンに対応してもらえるところもあります。

体外受精成功のために自分でできることを行ってみましょう

受精卵が着床し妊娠を成立、維持していくには卵巣と子宮の働きが健康である必要があります。
しかし年齢と共に卵巣や子宮の機能は衰えていくため、そのなかで体外受精を成功させるには卵子の質低下を食い止めていくことが必要です。

卵子の質の低下を防ぐだけではなく、上げることができれば、何歳でも妊娠できるはずですが、実際は卵子の質が上がることはありません。
なぜなら卵子の元になる細胞は生まれたときすでに持っており、年齢が上がるにつれて数が減少していくからです。

そして長く持ち続けている卵子はストレスにも長い間さらされてきているため、その期間が延びるほど質が下がっていきます。
このストレスをできるだけ軽減することで、卵子の質低下をできるだけ食い止めて体外受精が成功するように導くのです。

そのためにできることは、適度な運動・適度な入浴・精神的に安定したストレスの少ない生活を心がけることがあります。
どれも血行を良くするために行いたいポイントであるため、血行促進に注目した生活改善もおすすめです。

また食べ物からミネラルや亜鉛をきちんととり、ビタミン類やコエンザイムQ10をサプリメントで適度に補うことも行ってみましょう。
ただしサプリメントの使用は薬との飲み合わせの関係から、担当医に相談してから使うようにしましょう。
これらのポイントは体外受精の治療を続けながら行うことを忘れないようにすることも必要です。

(まとめ)体外受精がうまくいかないのは何が原因なの?

1.体外受精がうまくいかない原因はさまざま考えられます

体外受精がなかなかうまくいかない時は、何か他の理由がある可能性が考えられます。

ひとつの原因について改善してもその他の要因が妨げている場合もあるため、女性だけでなく男性もともにクリニックで診察を受けましょう。

2.体外受精がうまくいかない理由が複雑に絡みあっていることもあります

体外受精は容器内で卵子と精子を受精させるため、受精卵ができる確率は自然よりも高くなっています。

しかしそれでも受精できない場合には、卵子や精子に何らかの原因が複合してあるでしょう。

3.他のクリニックでセカンドオピニオンを聞く方法もあります

何度も同じクリニックで体外受精に取り組んでも成果が出ない時には、他の病院でセカンドオピニオンを聞く方法もあります。

セカンドオピニオンは実費の場合が多いですが、このまま治療を続けるべきかの判断材料になります。

4.体外受精成功のために自分でできることを行ってみましょう

健康な卵巣と子宮を維持することが体外受精による妊娠の成功につながっていきます。

そして卵子の質低下を防ぐこともポイントであるため、適度な運動や適度な入浴で血行を良くし、ストレスの少ない生活を送ることもおすすめです。

監修医情報

六本木レディースクリニック
小松保則医師
こまつ やすのり/Yasunori komatsu

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経歴
帝京大学医学部付属溝口病院勤務
母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
国立成育医療研究センター不妊診療科
六本木レディースクリニック勤務
資格・所属学会
日本産科婦人科学会 専門医
日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本産婦人科内視鏡学会

運営者情報

運営クリニック 六本木レディースクリニック
住所 〒106-0032 東京都港区六本木7-15-17 ユニ六本木ビル3F
お問い合わせ 0120-853-999
院長 小松保則医師