妊婦が葉酸を飲む時間については決まっていません


葉酸は妊婦にとって欠かせない栄養素であるため、サプリメントとして摂取するのが一般的な方法となっています。しかしサプリメントであることから飲む時間などのタイミングについて、詳しくは記載がありません。

いつ飲んでも問題ありませんが、できることなら飲み忘れがないように自分でタイミングを決めるとよいでしょう。

自分で飲みやすいタイミングを決めましょう

サプリメントは食品扱いのため、薬と違って食前食後、朝晩など明確な摂取のタイミングが決まっていません。そのため自分で飲み忘れないタイミングを決めても問題ありません。

とくに葉酸は妊娠前から授乳中まで、1年以上継続しての摂取が重要です。毎日違うタイミングで飲んでいると飲み忘れてしまいやすくなるため、自分なりにわかりやすいタイミングを探してみるとよいでしょう。

たとえば台所に薬を置いておき、食事を摂る際に目に付くようにしておくとか、あるいは枕元に置いておいて、朝起きた時や就寝前に飲むといった具合です。

また葉酸は水溶性ビタミンであることから、摂取しても体内に蓄積しておくことができません。

そこで毎日摂取のタイミングを決めておくことで、摂取してから次の摂取まで間が空きすぎたり、逆に早すぎたりといったことを防ぎ、バランス良く摂取することができます。

サプリメントによって、1日何回の摂取が目安となっているかは異なるはずです。1日2回なら朝晩、1日3回なら朝昼晩といったように、ある程度均等になるようにタイミングを取りましょう。

サプリメントは食間に飲むと吸収がよいと言われています


サプリメントはそのまま自分の好きなタイミングで飲んでも問題ありませんが、より効率よく摂取したいという場合は、薬を摂る時のタイミングを応用してみるとよいでしょう。ご存じの通り、病院で処方されている薬は朝晩1回ずつとか、食前食後といったようにタイミングが決まっています。

食後など食事とセットのタイミングにすることで飲み忘れを防ぐ目的もありますが、もう1つの理由として薬の効果が適切に出るように計算しているということが挙げられるのです。

一般的に、薬は胃の中にものが入っていない、食間に服用することで吸収が高まり、効果が出やすいとされています。

また逆に食後の場合は食事と一緒に服用することで、薬の成分が胃の粘膜を荒らしてしまうことを防ぐこという狙いがあります。

サプリメントも同じように、効果を期待するのであれば食間を、胃腸が荒れて弱っている時は食後30分以内を狙って服用することで、より効率よく栄養素を摂取するのに役立つでしょう。

サプリメントの良くない飲み方に注意しましょう

妊娠していてサプリメントを摂取する場合、困るのがうっかり飲み忘れてしまった場合の飲み方です。人によっては飲み忘れた分もまとめて飲んでしまいたくなる人もいるかもしれません。

しかし葉酸はもちろん、それぞれの栄養素には健康被害を出さないための摂取上限が国によって設定されています。

忘れたからといってまとめて飲むと摂取上限をあっさり超えてしまい、胎児に悪影響となる可能性もあるため止めましょう。

薬ではないため、1回飲み忘れたからといって甚大な影響があるわけではありません。

また摂取上限があることから、複数のサプリメントを飲む場合や、新しく飲むサプリメントを増やした場合なども注意しましょう。知らないうちに摂取上限を超えていることがあります。

その他、サプリメントとはいえ、薬と同じく、お茶やジュースなどで服用するのも避けた方が無難です。お茶に含まれるカテキンやカフェイン、ジュースに含まれる酵素などが栄養素の働きを阻害してしまう可能性があります。

また少量の水での摂取は食道で成分が溶け、張り付き粘膜を荒らしてしまうこともあるものです。たっぷりの水や白湯で飲むようにしましょう。

(まとめ)妊婦が葉酸を飲む時間はいつがいいの?

1.妊婦が葉酸を飲む時間については決まっていません

葉酸は妊婦にとってサプリメントで摂取することが多い栄養素です。サプリメントに記載がないため、飲む時間にはとくにルールがありません。

自分が飲みやすいタイミングを決めておくのがよいでしょう。

2.自分で飲みやすいタイミングを決めましょう

サプリメントはつい飲み忘れてしまいがちになります。飲むタイミングに決まりがないため、台所に置いて食事の際に飲んだり、枕元に置いて起床時や就寝前に飲んだりなど自分で忘れないようにするとよいでしょう。

また複数回飲むときは均等に飲みましょう。

3.サプリメントは食間に飲むと吸収がよいと言われています

薬には、食前・食間・食後、というように飲むタイミングが決まっており、タイミングによって効果に差が出ます。そのためサプリメントも薬と同じ飲み方をしてみてもよいでしょう。

吸収が高まりやすいのが食間、胃に負担をかけないのが食後と言われています。

4.サプリメントの良くない飲み方に注意しましょう

飲み忘れた末にまとめて飲んだり、あるいは複数のサプリメントを摂取したりすることによって過剰摂取にならないよう注意しましょう。またお茶やジュースなどで飲むこともあまりよいことではありません。

たっぷりの水で飲むことが一番安心できる方法です。

監修医情報

六本木レディースクリニック
小松保則医師
こまつ やすのり/Yasunori komatsu

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経歴
帝京大学医学部付属溝口病院勤務
母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
国立成育医療研究センター不妊診療科
六本木レディースクリニック勤務
資格・所属学会
日本産科婦人科学会 専門医
日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本産婦人科内視鏡学会

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院長 小松保則医師