コラーゲンの摂取と卵子の質の向上はあまり関係ありません


コラーゲンの摂取で卵子の質が上げられるという噂はありますが、医学的な根拠はありません。そもそも卵子の質が低下するのは、加齢による問題です。

しかしなぜ年齢を重ねると卵子の質が低下するか、詳しいメカニズムはわかっていません。卵子のミトコンドリア低下が考えられていますが、詳しい関連性はわかっていないのが現状です。

卵子の質が低下するか理由がわからない以上、コラーゲンなどのような外的なもので質を上げられるとは言いにくいでしょう。

コラーゲン単体よりアミノ酸バランスに注意するのがおすすめです

コラーゲンで卵子の質を上げられる医学的保証はありませんが、それでもコラーゲンで妊活をしたいと考えている場合もあるでしょう。その場合は、コラーゲン単体での摂取ではなく、アミノ酸バランスに注意することをおすすめします。

体内にアミノ酸の一部が不足すると、コラーゲンの合成や分解に支障が出ます。たんぱく質とは20種類のアミノ酸がつながったものです。

食事からたんぱく質を摂取すると、アミノ酸に分解して吸収します。体内では自分のたんぱく質も分解していて、うまくリサイクルする働きがあります。

体の中の細胞は常にたんぱく質を入れ替えていて、食事からたんぱく質が不足した状態では、自分の体を分解して栄養を作り出さなければなりません。つまり食事から摂取するアミノ酸バランスが悪ければ、自分の体を消費してでもアミノ酸を作り出す必要があるということです。

受精卵もこの働きがおきていることがわかっています。コラーゲンだけを摂取している状態では、不足するアミノ酸が発生する可能性があります。

質の良い卵子のためには、アミノ酸バランスに注意する必要があるでしょう。ビタミンCはコラーゲンの合成に欠かせない成分のため、たんぱく質と合わせてビタミンCの摂取も心がけてみましょう。

コラーゲン単体よりアミノ酸バランスに注意するのがおすすめです


コラーゲンで卵子の質を上げられる医学的保証はありませんが、それでもコラーゲンで妊活をしたいと考えている場合もあるでしょう。その場合は、コラーゲン単体での摂取ではなく、アミノ酸バランスに注意することをおすすめします。

体内にアミノ酸の一部が不足すると、コラーゲンの合成や分解に支障が出ます。たんぱく質とは20種類のアミノ酸がつながったものです。

食事からたんぱく質を摂取すると、アミノ酸に分解して吸収します。体内では自分のたんぱく質も分解していて、うまくリサイクルする働きがあります。

体の中の細胞は常にたんぱく質を入れ替えていて、食事からたんぱく質が不足した状態では、自分の体を分解して栄養を作り出さなければなりません。

つまり食事から摂取するアミノ酸バランスが悪ければ、自分の体を消費してでもアミノ酸を作り出す必要があるということです。

受精卵もこの働きがおきていることがわかっています。コラーゲンだけを摂取している状態では、不足するアミノ酸が発生する可能性があります。

質のよい卵子のためには、アミノ酸バランスに注意する必要があるでしょう。ビタミンCはコラーゲンの合成に欠かせない成分のため、たんぱく質と合わせてビタミンCの摂取も心がけてみましょう。

妊活のためにDHEAの摂取が注目されています

卵子の質を直接的に上げるわけではありませんが、妊娠しやすいサポートとしてDHEAの摂取が注目されています。DHEAとは男性ホルモンのひとつで、女性ホルモンの原料となります。

年齢とともにDHEAは減少してしまうため、年齢を重ねた方が妊活としてDHEAを摂取することが求められるでしょう。

20代ではDHEAの分泌量がピークになりますが、40代になると20代と比べて半分まで分泌量が減ってしまうのです。

DHEAは女性ホルモンの生成に必要となることから、卵巣機能を上昇させる可能性が注目されています。実際にDHEAを使った動物実験もされており、研究の報告例があります。

DHEAはサプリメントでも摂取が可能です。不妊治療外来でもサポートとして使われているため、気になる方は確認してみましょう。

DHEAの投与に向いているのは、血中DHEA-S濃度が低いことがわかっている人です。FSHやAMHに問題がある卵巣機能の低下を指摘された方にも向いているでしょう。

一方で年齢が若い方や、男性ホルモン値が高い方はDHEAの投与に向いていません。自己判断されないで、一度クリニックなどに受診されて血液検査などで現状を調べるようにしましょう。

サプリメントの利用は医師による指示のもとの摂取が推奨です。

過度な食事制限は卵子の量を下げる原因です

卵子は、生まれたときにすでに原子卵子としてできあがっています。生まれてから卵子が生まれ変わることはないのですが、卵子の量を増やして妊娠率を高めることができる可能性はあるでしょう。

実はコレステロールの量と、卵子の量には関係性があることがわかっています。コレステロールは高いと健康に悪いというイメージを持つ方は少なくありません。

しかしコレステロール値が高い人ほど、卵子の量を示すAMHが高いことがわかっています。

コレステロールは脂肪の一種のため、普段からダイエットのために過度な食事制限をしていると、卵子の量まで減らしている可能性があるでしょう。

スリムな体型を維持したい女性にとって、脂肪は大敵だと考えられており、そのため、野菜サラダ中心の生活になっている方もいるでしょう。

妊活のためには、コレステロールを上げる食事が大切なため、適度な脂肪摂取も必要です。

脂肪はたんぱく質と結びついていることが多く、食事ではたんぱく質の摂取量に注意しましょう。痩せたい一心で野菜ばかりの食生活では、コレステロールを維持することはできません。

過度な摂取も制限も、妊活にとっては良くありません。コレステロールを健康的な量取ることで、妊娠しやすい身体づくりへつなげてみましょう。

(まとめ)コラーゲンの摂取で卵子の質を上げられますか?

1.コラーゲンの摂取と卵子の質の向上はあまり関係ありません

コラーゲンの摂取で卵子の質が上げられるという噂に、医学的根拠はありません。

卵子の質が加齢でおこるのはわかっていますが、詳しいメカニズムは判明していないのが現状です。

2.コラーゲン単体よりアミノ酸バランスに注意するのがおすすめです

質のよい卵子のための栄養摂取は、コラーゲン単体よりアミノ酸バランスに注意することをおすすめします。体内のアミノ酸が不足した状態は、自分の体を分解しやすくなるためです。

3.妊活のためにDHEAの摂取が注目されています

30代以上の女性で卵巣機能が低下している人に、DHEAの摂取が注目されています。

年齢を重ねるとDHEAの分泌量が減ってしまうため、卵巣機能の向上のためにサポートとして使うことができるでしょう。

4.過度な食事制限は卵子の量を下げる原因です

卵子の数を増やすことはできませんが、食生活を工夫して減少する卵子の数を減らし、できるだけ卵子の数を増やすことはできるでしょう。

コレステロールの数値と卵子の量に関係性があることが指摘されているため、極端なカロリー制限は避けるべきです。

監修医情報

六本木レディースクリニック
小松保則医師
こまつ やすのり/Yasunori komatsu

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経歴
帝京大学医学部付属溝口病院勤務
母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
国立成育医療研究センター不妊診療科
六本木レディースクリニック勤務
資格・所属学会
日本産科婦人科学会 専門医
日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本産婦人科内視鏡学会

運営者情報

運営クリニック 六本木レディースクリニック
住所 〒106-0032 東京都港区六本木7-15-17 ユニ六本木ビル3F
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院長 小松保則医師