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卵子が育つのは、胎児の期間です
卵子のベースとなるものは、胎生5週頃から徐々に増え始めます。胎生5~6ヶ月頃がもっとも多く育つと言われています。
その後徐々に少なくなっていき、35歳頃には1万個程度まで少なくなっていると考えられているのです。卵子の個数は、人によって違います。
そのため卵子を多く残すためには、ライフスタイルを整える必要があるでしょう。卵子の数などは専門の病院などで調べることができます。気になる人は、チェックしてください。
卵子の年齢は、実年齢と同じです
卵子のベースとなるものは、生まれる前に育ちます。基本的には胎生5週頃より徐々に増えていくと言われています。
そして胎生6ヶ月頃に卵子の個数は、もっともピークを迎えます。おおよそ600万個あるとも考えられています。
その後、徐々に個数は少なくなっていきます。35歳を迎える頃には1万個程度まで少なくなり、閉経する頃にはほぼゼロになっています。
しかし少なくなる速度は、人によって違います。また個数が残っていても、綺麗に成長していない卵子では良くありません。
不妊の治療を行う場合、数も大切ですが、卵子の質も重要になってきます。そのため卵子の質を保つように心がけることがもっとも重要と言われているのです。
卵子の質が悪ければ、排卵できていない恐れがあります。卵胞が、ある程度成長を遂げることで、卵子は排卵することができます。
しかし成長を遂げていなければ排卵が起こらず、そのまま生理の時に外に流される可能性があります。また排卵ができたとしても、受精や着床することができない可能性もあるのです。
妊娠するためには、卵子の状態を少しでも維持するようなライフスタイルを心がけてください。
良質な卵子を維持するためには、ライフスタイルを見つめ直しましょう
卵子の数や質を維持するためには、健康的なライフスタイルがよいと言われています。
イライラする・すぐに起こる・常に不安・やる気が起きないなどの精神状態であれば、卵子にとってよい状態とは言えません。精神面が不安定だと、自律神経に影響し、血行も悪くなる恐れがあります。
深呼吸を行う、リフレッシュする時間を確保する、お気に入りの時間を過ごすなど、精神を落ち着かせるようにしてください。
仕事が忙しいなどの理由で、きちんと眠る時間がないと、身体は疲れ切ってしまいます。その結果血行が悪くなり、卵子が必要としているエネルギーを届けることができにくくなります。
眠る時間は、きちんと確保するようにしましょう。
極端なダイエットによって、ご飯を食べないなど行うと身体が飢餓状態に陥る恐れがあります。飢餓状態であれば、卵子の老化は進んでしまいます。
肥満は良くないため、ダイエットが必要な場合は、極端に行わずに健康的にダイエットをするようにしましょう。
タバコは卵子にとって害しかないと言われてます。不妊の治療を行うのであれば、できる限りタバコは止めるようにしてください。
女性だけでなく、周りの人も止めるようにすることが理想です。周りの人が吸った副流煙を吸うことで、身体に影響をきたすと言われています。
卵子の状態を維持するためにも、ムリなく行えるところから少しずつ改善するようにしてください。
専門の病院などで、排卵などの状態を調べられます
卵子の状態は専門の病院などであれば、すぐに調べることができます。採血を行うことで、卵子の個数を調べることもできます。
ただし保険が適応されない場合もあります。調べたい場合には、あらかじめ費用なども事前に確認するようにしてください。
また内容によっては調べるタイミングが重要になる場合もあります。どのような内容のものか、きちんと把握するようにしましょう。
不妊の治療を行う場合には、話しやすい医師を選ぶようにしてください。話しやすい医師であれば、少しの不安も伝えることができます。
不安を少しでも減らした状態で治療を行うようにしてください。
(まとめ)卵子が育つ期間っていつ?
卵子のベースは、胎生5週頃に増え始めます。胎生5~6ヶ月頃にピークを迎えます。
35歳頃には1万個程度まで少なくなっています。卵子の個数は人によって異なります。良質な卵子を多く残すためには、ライフスタイルを見直すようにしましょう。
卵子は胎児の頃にもっとも多く作られ、年齢を経るとともに徐々に個数は少なくなります。妊娠するためには数を保つだけでなく、質も重要です。
卵子の質が悪いと、排卵や受精、着床できない恐れがあります。質を維持するための生活を心がける必要もあるのです。
卵子のためには、健康的なライフスタイルが大切です。精神面を落ち着かせ、きちんと睡眠をとることを心がけましょう。
また極端なダイエットやタバコも卵子のためには禁物です。タバコは、パートナーも止める方がよいと言われています。
卵子の状態は、専門の病院で検査することができます。卵子の数を検査するためには、採血を行います。
保険適応外の検査もあるため、事前に費用などは確認するようにしてください。話しやすい医師を選び、少しでも不安を減らして治療を行うようにしましょう。