自律神経の乱れは不妊を招くと言われています


自律神経が乱れるとあらゆる心身の不調を招き、不妊の原因になると考えられています。
ストレスなどが自律神経に影響を及ぼすとされていますが、自律神経が乱れる原因は検査をしても判明しないことがほとんどです。

はっきりとした原因が特定できないため、患者さん自身も不安な気持ちを抱えやすいです。
自律神経失調症は検査で原因を見つけられないため、病気ではないという説があります。

心身の不調が実際に起きているにも関わらず、原因がわからないという理由で病気扱いなことから、周囲の人の無理解に苦しむ人もいます。
きちんと話を聞いてくれる医師のもとで治療を受けなければ、自律神経の回復は難しくなるでしょう。

自律神経には交感神経と副交感神経があります

自律神経には交感神経、副交感神経と呼ばれる2つの種類があります。

いずれも身体の機能を調節する働きをしていますが、この2つの神経のバランスが崩れることで心身のトラブルを招きます。
交感神経、副交感神経のそれぞれの働きを見てみましょう。

交感神経

心身の働きを活発にする神経で、ストレスを感じた時や緊迫した状況の時に活性化します。

現代人は何かとストレスを抱えやすいことから交感神経が働く時間が長くなり、自律神経の乱れにつながっていると言われているのです。
自律神経失調症の人の多くが、交感神経が過剰になっています。

副交感神経

心身をリラックスさせ、回復に導くのが副交感神経の役割です。
主に休息時や睡眠中などに働きますが、交感神経の働きが強くなると副交感神経の効果が得られにくくなります。

ストレスが多く、緊張状態にある人ほど、副交感神経の働きが鈍くなるのです。
自律神経の乱れが起こる原因はよくわかっていませんが、ストレスや不規則な生活習慣が影響していると言われています。

交感神経と副交感神経は相反する関係にあり、どちらかが働きている時はもう一方が休むようにできているのです。
ストレスを抱えて常に交感神経だけが働いている状態では、不調を招いてしまうと言えます。

自律神経失調症はあくまで自律神経の乱れに関わる症状が現れているもので、正式な病名ではありません。
多くの医療現場では一時的に自律神経失調症と診断して、自律神経の不調を起こしている原因を突き止めるという方法が採られています。

自律神経の不調は女性に多いと言われています


自律神経の不調を訴える人が増えていますが、とくに女性に自律神経失調症の症状が多いと言われています。

以下に挙げる症状が自律神経失調症の兆候です。

  • 頭痛やめまいがする
  • 胸が締めつけられる感じがする
  • 鼻や喉の詰まりを感じる
  • お腹にガスがたまりやすい
  • 敏感肌でじんましんが出やすい
  • 首や肩にコリがある
  • よく眠れない
  • 不安や緊張を感じやすい
  • 疲れやすい
  • 食欲がない
  • のぼせる
  • 汗をかきづらい

また自律神経失調症は、ホルモンバランスの乱れを引き起こすと言われています。
ホルモンバランスの乱れは月経不順、無月経、無排卵など不妊の原因となることがわかっているのです。
卵巣や子宮はホルモンの影響を受けやすいため、不妊になる可能性が高まります。

自律神経は放置せず医師に相談しましょう

自律神経失調症は身体に潜んでいる不調を知らせる、サインのような役割をしています。
普段の自分の体調を振り返ってみて、自律神経の乱れが疑われるようであれば、医師の診察を受けるようにしましょう。

自律神経失調症は症状が長引くことが多いわりに、あまり重要視されない傾向があります。

女性の身体はとてもデリケートです。
どんなにささいな症状だと思われても放置せず、適切な治療を受けることを考えましょう。

不妊には「原因不明不妊」と呼ばれる、検査をしても原因がわからない不妊が起こる場合があります。

原因不明不妊は不妊に悩む人の3分の1に該当するとも言われ、年齢が上がるとともに割合が高くなると言われているのです。

クリニックでは人工授精や体外受精などで治療を行います。
卵子や精子の力は年齢を重ねるごとに少しずつ衰えていきます。

どれほど高度な医療でも老化は止めることができないため、不妊治療はなるべく早いタイミングで始めるようにしましょう。

(まとめ)自律神経の乱れは不妊を招く?

1.自律神経の乱れは不妊を招くと言われています

自律神経の乱れはさまざまな心身の不調を招くと言われ、不妊の原因になると考えられています。

検査をしても自律神経を乱している原因を見つけるのは難しいですが、話に耳を傾けてくれるクリニックを受診して治療に取り組みましょう。

2.自律神経には交感神経と副交感神経があります

自律神経失調症は医学的に正式な病名ではありませんが、放置するとさらなる不調を招くことがあります。

検査をしても原因を突き止めるのが難しいですが、ストレスや不規則な生活習慣が影響していると考えられているのです。

3.自律神経の不調は女性に多いと言われています

自律神経の不調は男性よりも女性が感じやすいと言われています。

月経不順・無月経・無排卵といった不妊を招く原因となりますが、頭痛・めまい・疲労・睡眠障害などの症状が現れることもあります。

4.自律神経は放置せず医師に相談しましょう

自律神経の乱れは軽視せず、体調の異変を感じたら医師に診せるようにしましょう。

不妊に悩む人の3文の1が原因不明不妊であると言われています。
妊娠率を上げるためにも、不妊治療は早い段階で受けることを考えましょう。

監修医情報

六本木レディースクリニック
小松保則医師
こまつ やすのり/Yasunori komatsu

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経歴
帝京大学医学部付属溝口病院勤務
母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
国立成育医療研究センター不妊診療科
六本木レディースクリニック勤務
資格・所属学会
日本産科婦人科学会 専門医
日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本産婦人科内視鏡学会

運営者情報

運営クリニック 六本木レディースクリニック
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院長 小松保則医師