不妊治療でなかなか成果が出ないとき「今の治療を続けていていいのか」といった疑問や不安を感じたことはないでしょうか。そのようなときに活用したいのが、セカンドオピニオンです。

本記事では、不妊治療におけるセカンドオピニオンを検討するタイミングや受ける流れ、クリニックの選び方について解説します。

不妊治療のセカンドオピニオンはなぜ必要?

セカンドオピニオンは、通院や治療をしている医療機関の担当医とは別に、他の医療機関を受診し、第二の意見を求めるものです。セカンドオピニオンを受ける時点で、すぐに転院が決定するわけではなく、あくまで治療を続けながら並行して活用できる手段です。

治療期間が長くなればなるほど、普段の医師の見解がすべてにすべてになってしまいがちです。別の医師の意見を聞くことで、現在の治療への理解が深まったり、新たな選択肢が見えたりするメリットがあります。

特に不妊治療は身体的にも精神的にも負担が大きく、治療が長期にわたることが多いものです。納得感を持って治療に臨むためにも、セカンドオピニオンを検討することは有効な選択肢のひとつといえます。

不妊治療のセカンドオピニオンを受けるのはどんなとき?

セカンドオピニオンを受けるタイミングは人によってさまざまです。
以下では、セカンドオピニオンを検討する目安となるタイミングを紹介します。

治療をしても成果が出ない場合

不妊治療を続けていてもなかなか妊娠に至らない場合、一度現在の治療方針を見直すタイミングかもしれません。
年齢によっても異なりますが、一般的に「1年(35歳以上は半年)」妊活を続けても妊娠に至らない場合が不妊といわれています。しかし、人によっては2年以上治療が長期化していたり、原因が特定できないなどで成果が出ないことも少なくありません。

このような場合は、一度立ち止まってセカンドオピニオンを検討するタイミングの目安といえます。

院の治療方針が合わない場合

治療方針はクリニックによって大きく異なります。例えば、薬剤をできるだけ使用せず、より自然な周期での治療を重視する院や、刺激法を積極的に取り入れる院もあります。また、採卵時の麻酔の有無、胚移植のタイミングの考え方なども院ごとに方針が分かれることがあります。

現在の治療方針に合わないと感じた場合は、他院のやり方や方針を確認してみることをおすすめします。ご自身にとって無理なく続けられる治療であることは、不妊治療において重要な点です。

担当医とのコミュニケーションに不安がある場合

不妊治療は長期化しやすく、身体的・精神的にも負担がかかるからこそ、担当医との相性も重要なポイントになります。担当医とのコミュニケーションに不安やストレスを感じている場合、それが治療への取り組みに影響することもあるからです。

セカンドオピニオンを通じて、他院の雰囲気や医師の寄り添う姿勢を確認することもできます。安心して相談できる医師と出会うことは、長い治療を前向きに続けていくうえで、精神的にも大きな支えになるでしょう。

現在の院では治療・検査の選択肢が少ない場合

取り扱いのある検査や治療の内容は、クリニックによって異なります。一般的な検査や治療をひと通り試しても妊娠に至らない場合、より高度な検査や治療が受けられるクリニックを検討するのも選択肢です。

より幅広い検査や治療を取り扱う院でセカンドオピニオンを受けることで、次のステップが見えてくることがあります。現在の治療で結果が頭打ちになっている場合、他院でどのような検査・治療の選択肢があるかを確認してみることをおすすめします。

不妊治療のセカンドオピニオンを受ける流れ

セカンドオピニオンをスムーズに進めるために、あらかじめ流れを把握しておきましょう。以下に、基本的なステップを順を追って解説します。

Step1:セカンドオピニオンを受けるクリニックを探す

不妊治療に対応していることはもちろん、自分の相談内容に適した専門性や診療体制があるかどうかも確認することが大切です。
クリニックのWebサイトや問い合わせ窓口を活用して、セカンドオピニオンの受け入れ状況・費用・予約方法などを事前に調べておきましょう。

Step2:現在のクリニックに紹介状を依頼する

セカンドオピニオンを受ける場合は、担当医に紹介状を出してもらうようにしましょう。紹介状があることでこれまでの不妊治療の流れや治療の結果などを、他院の医師に共有しやすくなります。

紹介状の依頼を医師に直接伝えづらい場合は、看護師や受付に申し出ても構いません。

Step3:セカンドオピニオンを受ける

限られた診察時間のなかでアドバイスを受けるために、「今の治療を続けてよいか」「ほかに選択肢はあるか」など、聞きたいことや確認点をあらかじめ整理しておくとよいでしょう。

また、可能であればパートナーも同席することをおすすめします。一緒に話を聞くことで、今後の治療方針について夫婦で共有・検討しやすくなります。

Step4:受診後に治療の継続や転院を判断する

セカンドオピニオンで得た情報は、現在の担当医に共有するのが一般的です。

セカンドオピニオンはあくまで別の医師の意見を聞く場であり、そこで新たな治療がすぐに始まるわけではありません。他の医師の意見を踏まえたうえで、今後どのような治療方針が望ましいかを担当医と話し合いましょう。治療継続か、転院をするかを判断するステップとして活用してください。

セカンドオピニオンを受ける不妊クリニックの選び方や注意点

不妊治療は非常に専門的な治療領域になります。医師にはそれぞれ専門分野があり、一般的な婦人科や産婦人科の場合、不妊治療の経験や実績が乏しい場合も考えられます。

不妊治療は原因の特定や治療方針の見極めが難しいものです。セカンドオピニオンを受ける際も、高度な医療技術や実績のある、不妊治療を専門とするクリニックが望ましいでしょう。

その他に確認するべき、クリニック選びの際のポイントを紹介します。

セカンドオピニオンに対応しているか

セカンドオピニオンの受け入れ体制はクリニックによって異なります。なかには初診扱いのみで対応している場合もあるため、事前に確認が必要です。

「セカンドオピニオン外来」などを受け付けているクリニックであれば、対応がスムーズなだけでなく、その後に転院を希望する場合の手続きについても案内してもらいやすくなります。

診療時間や通院がしやすいか

不妊治療は定期的な通院が必要となるため、日常生活のなかで無理なく通い続けられるクリニックであるかもポイントです。

仕事や家事などの両立を考えると、平日の夜間や土日祝日にも対応しているクリニックであることが理想的です。また、人工授精や採卵などの処置は、実施するタイミングが重要になるため、時間帯の柔軟性や予約のとりやすさも事前に確認しておくとよいでしょう。

精密検査や先進医療の選択肢はあるか

ERA検査(子宮内膜受容能検査)や着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)など、より高度な検査・先進医療は、対応しているクリニックが限られています。特に一般的な不妊治療を続けてもなかなか妊娠に至らない場合、これらの精密検査が原因究明や治療方針の見直しに役立つことがあります。

セカンドオピニオンを受けるクリニックを選ぶ際は、こうした高度な検査や治療の選択肢が揃っているかどうかも確認すべきポイントです。

当院のセカンドオピニオンについて

六本木レディースクリニックでは、セカンドオピニオンを受けたい方向けに、ベテランの看護師による無料相談を実施しています。「他院との違いや当院の治療方針を聞いてみたい」「院の雰囲気や診療体制が知りたい」など、どのような疑問・不安でも1対1でお答えしています。相談時間は内容によって30分程度を目安としており、お気軽にご利用いただけます。

培養に関するご質問については、培養士と連携してお答えする体制も整えています。受精や胚の状態、培養環境に関する疑問など、専門的な内容もご相談ください。

看護師による無料相談の詳細はこちら>

不妊治療のお悩みは六本木レディースクリニックにご相談ください

不妊治療でなかなか結果が出ないと、身体的・精神的な負担が積み重なりやすくなります。セカンドオピニオンで別の視点を取り入れることで、新たな治療の選択肢が広がることもあります。

六本木レディースクリニックでは、セカンドオピニオンや転院に関するご相談も承っています。他院から転院された方の約70%が採卵・妊娠に至っており(当院で採卵した患者78名/2022年6月〜2024年6月の実績)、生殖補助医療の豊富な実績と幅広い治療の選択肢をご用意しています。まずはお気軽に無料相談へお越しください。

六本木駅・池袋駅から徒歩3分!
当院は六本木と池袋にクリニックがございます。



仕事や趣味を続けながら、無理のない不妊治療を

監修医情報

六本木レディースクリニック
小松保則医師
こまつ やすのり/Yasunori komatsu

ドクターのご紹介

帝京大学医学部付属溝口病院、母子愛育会総合母子保健センター愛育病院、国立成育医療研究センター不妊診療科を経て、2019年より現職。
資格・所属学会は、日本産科婦人科学会専門医のほか、日本産科婦人科学会、日本生殖医学会、日本産婦人科内視鏡学会。

医師からのメッセージ

当院は、不妊検査やタイミング指導、人工授精といった一般不妊治療から高度生殖補助医療までの不妊治療を専門としたクリニックです。
痛みが心配な方、ご安心ください。卓越した技術と最大限の配慮をお約束します。
また夜間や休日も診療を行い、不妊治療の苦労を少しでも軽減できるように努めています。

運営者情報

運営クリニック 六本木レディースクリニック
住所 〒106-0032
東京都港区六本木7-18-18 住友不動産六本木通ビル6F
お問い合わせ 0120-853-999
院長 小松保則医師