電磁波は妊娠しにくい原因のひとつと考えられます


電磁波による身体への影響は、スマホの説明書から影響があると予想できます。
スマホの説明書には暴露レベルを下げるため、スマホを身体から1.5cm以上離すことが書かれているのです。

さらに金属が含まれるケースの使用を避けることも記載されており、高周波エネルギーの暴露は時間と距離とに関連すると書かれています。

高周波エネルギーの暴露の不安がある方は長時間の使用を避け、できるだけ身体から離すことが推奨されているのです。

電磁波と不妊の関係性を示した論文もあります

携帯電話の電磁波の影響は、実際にどのくらいあるのかは予測できませんから、不妊症との関連性を示した論文を参考にしてみましょう。

ポーランドの研究では、携帯電話の使用時間が長い男性は、精子の運動量が低下し、形態異常も発生すると発表しています。
アメリカの研究では、携帯電話の使用時間が長いほど、精子の数が減少していると発表しました。

通常の精子の量は1mlあたり8,600万ありますが、携帯電話を長時間使用するとその数が減少することを発表しています。
1日2時間で6,900万、2~4時間は5,900万、4時間以上で5,000万という結果です。

男性だけでなく女性の流産リスクが6倍に上がるというものや、子宮内膜症の増加などの研究内容もあるため、男女ともに電磁波のリスクで妊娠しにくくなると考えられます。

実際にはどのくらい有害なのかは目に見えないためわかりにくくなっていますが、数値で示されていれば、不妊の原因のひとつだとも考えられるのです。

目に見えない形で自律神経の乱れとも関係し、女性の冷えをまねいて、不妊と繋がっていると指摘する専門家もいるようです。

海外では研究内容をもとに子供や妊婦に携帯電話の使用を避けるよう、勧告を出している国もあります。
ロシア・フランス・イギリス・ドイツ・オーストラリア・アイルランドなどで勧告が出されているのです。

電磁波は活性酸素の発生原因となるためです


スマホ・携帯電話・パソコン・IH調理器具など、電磁波が出るもので妊娠しにくくなると考えられているのは、電磁波により体内に活性酸素が発生するとされているからです。

活性酸素は細胞を老化させる原因のひとつで、卵子や精子の質を低下させると考えられています。
電磁波は体内で活性酸素を発生させる原因ともなるため、不妊対策には避けるべきという考え方があるのです。

私たちの周りには多くの電磁波があふれており、家電製品の多くからは微弱な電磁波が出ています。
とくに注意したいのがパソコン、スマホ、携帯電話などの機器です。

さらに寒い時期になると電気を使った暖房が多く活用されており、身体の近くでは使用しないようにしましょう。

電気毛布・こたつ・電気カーペットなどの暖房器具も電磁波を発生させる原因となるため、気になる方は長時間身体に密着させて使用するのは避けることをおすすめします。

しかしもともと私たちの身体には活性酸素を無毒化させる作用が備わっていて、女性ホルモンもそのひとつです。
活性酸素は紫外線を浴びることや、過度な運動、病院での放射線でも浴びるもので、それらを無毒化させる作用が働いています。

男性でも尿酸を増やし活性酸素を除去する作用があり、もともと病気になりにくい働きもあるため、気になる方は電磁波をできるだけ避けるようにしましょう。

赤ちゃんのために電磁波を避ける考え方もあります

電磁波の研究では、海外で赤ちゃんに影響が出ると発表されたものもあります。
フランスの研究で鶏卵を使い実験したところ、携帯電話と同等の電磁波を21日間当て続けると、ひよこの死亡率が50~60%上昇しました。

アメリカでは、強い電磁波を浴び続けると流産の可能性が高くなり、子供の先天性異常も上がるという研究内容があります。

さらに別のアメリカでの研究では、電気毛布を使っていた妊婦と使っていなかった妊婦を比較すると、使っていたほうが胎児の泌尿器異常が4倍になったと報告されています。

妊婦に対し携帯電話の使用に注意を促す国は、ドイツ・フランス・ロシアなどです。
フランスでは妊婦はできるだけ携帯電話をお腹に近づけないように勧告しており、ドイツでは子供も妊婦もできるだけ使用を控えるべきとされています。

ロシアでは16歳未満の子供・妊婦・持病のある方の使用は避けるべきとされているのです。
実際にどのくらいのリスクがあるかは明らかになっておらず、本当に流産が増えたり、胎児に影響を与えたりするかはわかっていません。

しかしリスクのひとつと考え、できるだけお腹に近づけないことや、長時間の使用を避けることは、不安材料を取り除くためによいことでしょう。

(まとめ)電磁波の影響で妊娠しにくいって本当?

1.電磁波は妊娠しにくい原因のひとつと考えられます

スマホの説明書にも、高周波エネルギーの暴露を避けるため、身体から1.5cm離して使うことが書かれています。

高周波エネルギーの暴露の不安がある方は、長時間の使用を避け、身体から距離を離すことが推奨されているのです。

2.電磁波と不妊の関係性を示した論文もあります

携帯電話の電磁波と妊娠しにくい関係性を示した論文も、ポーランド、アメリカなどではあります。

さらに子供や妊婦の使用を避けるよう勧告する国もあるため、電磁波は不妊の原因のひとつだと考えられているのです。

3.電磁波は活性酸素の発生原因となるためです

電磁波で妊娠しにくいといわれるのは、活性酸素の影響が考えられています。

私たちの周りには電磁波を発生させる家電製品が多く存在しているため、気になる方は避けるようにしましょう。

4.赤ちゃんのために電磁波を避ける考え方もあります

海外ではフランスやアメリカの研究で、胎内の赤ちゃんに影響を与えるという研究データもあります。

しかしはっきりとしたリスクはわかっていないため、これから妊娠の予定の方は、不安材料を取り除くために携帯電話の長時間使用は避けるとよいでしょう。

監修医情報

六本木レディースクリニック
小松保則医師
こまつ やすのり/Yasunori komatsu

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経歴
帝京大学医学部付属溝口病院勤務
母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
国立成育医療研究センター不妊診療科
六本木レディースクリニック勤務
資格・所属学会
日本産科婦人科学会 専門医
日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本産婦人科内視鏡学会

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院長 小松保則医師