不妊体質の解消法はライフスタイルの見直しです


運動不足や栄養バランスの悪い食事、身体の冷えが原因で不妊体質になってしまう女性もいます。
妊娠しやすい体質へと変えるため、生活習慣の見直しが必要です。

医療機関で行う不妊治療と並行して生活習慣の改善を行うことにより、妊娠しやすい身体へと変えていきます。
将来の妊娠に備えて、早い段階から妊娠できる身体作りを行うのもよいでしょう。

血流をよくする対策が大切です

生活習慣の見直しを行う際に意識したいポイントは、血流をよくすることです。
身体の冷えは自律神経の乱れから起こることが多く、ホルモンバランスにも影響が出ます。

ホルモンバランスは卵巣機能に影響する要素ですので、不妊体質になってしまう原因です。
ストレッチやヨガなど気軽にできる運動を日常的な習慣にして、冷えを解消してください。

冷え解消目的で通える妊活用クラスを用意しているヨガスクールもあり、体質改善に役立ちます。
深く呼吸しながら身体を動かすことによってリラクゼーション効果も期待でき、ストレスから来る冷え解消にもよいでしょう。

食事内容の工夫で冷え解消を目指すなら、熱を発生させるタンパク質をきちんと摂ります。
肉や魚といった動物性タンパク質、豆腐などの植物性タンパク質をバランスよく組み合わせましょう。

身体を冷やす生野菜や糖分が多いお菓子、冷たい飲み物は、できる限り控えます。
栄養バランスをコントロールしにくい外食は減らして、自炊習慣をつけるのもおすすめです。

BMIの数値が22になるように体重管理を行います


妊娠体質になるには、体重のコントロールが大切です。
身長から計算したBMIの数値が22となる標準体重を維持することで、妊娠しやすい身体を維持しましょう。

BMIの数値は、次の公式で計算できます。
BMI=体重(kg) / 身長(m) × 身長(m)
身長160cm・体重55kgだと、55/1.6×1.6=21.48と求められます。

BMIが22になる標準体重を身長から求める場合は、次の公式を使いましょう。
標準体重=身長(m) × 身長(m) × 22
身長160cmだと、1.6×1.6で56.32kgと計算できます。

標準体重を大幅に上回る肥満体型は生理不順や排卵障害のリスクが高まり、妊娠しにくくなってしまいます。
標準体重を大幅に下回る痩せ過ぎも無月経や無排卵のリスクが高まり、妊娠しやすい体質とは言えません。

痩せ過ぎの女性がたとえ妊娠できたとしても、胎児がきちんと育たないリスクもあります。
自分だけの問題ではなく、子供の成長にも関わることを理解すれば、体型に関する考え方も変わるものです。

適正体重くらいを常に維持できるように、食事の量や運動量を調整しましょう。

アルコールは適量がおすすめです

女性のアルコール過剰摂取と不妊の関係を医学的に立証した研究結果や報告は見られません。
ただし内臓への負担が大きく健康を損なうリスクが高まることはご存知の通りです。

深酒することで夜更かしの原因にもなりますから、飲み過ぎは控えて、適量に留めてください。
厚生労働省が定める適量の目安は、500ml缶のビール1本、アルコール度数14度のワインでグラス1杯くらいです。

アルコール度数15度の日本酒なら1合、アルコール度数5度の缶チューハイなら500ml缶1本とされています。
この量を守り、週に1~2回楽しむくらいがよいでしょう。

男性のアルコール過剰摂取は、精子の数や運動率に影響すると言われています。
夫婦そろってお酒との付き合い方を見直し、体質改善を目指しましょう。

飲み会に参加するとつい飲み過ぎてしまうという人は、一定期間は誘いを断る・禁酒すると周囲に断言するなどの方法が考えられます。

お酒をセーブすることがストレスになるようなら、いきなりゼロにする必要はありません。
お酒を飲む日と1日あたりに飲む量を徐々に減らしながら、お酒を飲む以外のストレス発散方法を探してみましょう。

(まとめ)不妊体質の解消法とは?

1.不妊体質の解消法はライフスタイルの見直しです

不妊体質を改善するには、適度な運動や栄養バランスのとれた食事などライフスタイルの見直しが必要です。

身体の冷えも不妊体質を作ってしまうことがあるため、血行不良にも気をつけましょう。

2.血流をよくする対策が大切です

血行不良を改善するための具体的なアイディアとして、ストレッチやヨガをおすすめします。
妊活用のクラスを用意しているスクールがあれば、行ってみるのもよいでしょう。

食事ではタンパク質不足にならないように、必要な栄養素を過不足なく摂ります。

3.BMIの数値が22になるように体重管理を行います

痩せ過ぎも太り過ぎも不妊の原因になりやすく、BMIの数値が22となるような標準体型を維持しましょう。

身長から標準体重を計算できますから、過剰なダイエットや肥満を避けて、体重コントロールに努めてください。

4.アルコールは適量がおすすめです

アルコールの過剰摂取は妊娠の妨げとなるリスクが高く、夫婦ともにお酒との付き合い方を見直しましょう。

とくに男性は不妊とアルコールとの関係が医学的にも示されていて、お酒以外のストレス発散方法作りが大切です。

監修医情報

六本木レディースクリニック
小松保則医師
こまつ やすのり/Yasunori komatsu

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経歴
帝京大学医学部付属溝口病院勤務
母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
国立成育医療研究センター不妊診療科
六本木レディースクリニック勤務
資格・所属学会
日本産科婦人科学会 専門医
日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本産婦人科内視鏡学会

運営者情報

運営クリニック 六本木レディースクリニック
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院長 小松保則医師