体外受精で移植後は、激しい運動を避ける程度でいつも通りの過ごし方をすれば大丈夫です


体外受精で移植した後、妊娠率をあげるためにはどのように過ごせばよいか気になる人も多いものです。
激しい運動を避けることや、できるだけ重いものを持たないようになど少し注意する点はありますが、基本的にはいつも通りの過ごし方をしていれば大丈夫です。

特別何かをしなければならないということはありません。
リラックスして過ごすことをおすすめします。

体外受精の移植後はリラックスして過ごすことが一番です

体外受精の移植後は、妊娠成功率を上げたいと身体をなるべく動かさない方がよいのでは?と考える人もいるかもしれませんが、激しい運動をするなどは身体への負担が大きいので避けた方がよいですが、基本的には通常通りの過ごし方をして大丈夫です。

移植の前後で特別に生活スタイルを変える必要はありません。
「~してはいけないのでは?」「~してしまったどうしよう」と神経質になって生活をしては、必要のないストレスを感じてしまいがちです。

体外受精の移植後でも特別なことは何もなく、神経質になりすぎないようにほどよくリラックスして過ごすようにしましょう。
むしろしてはいけないことを考えて神経質になるよりも、身体の調子がよいようするにはどうしたらよいかを考えるとよいでしょう。

たとえばアルコールやカフェイン・たばこをやめてバランスのよい食事をゆったりした気持ちで食べる、十分な睡眠を取る、1日の中でリラックスできる時間を作る、キレイな物を見たり好きな音楽を聞いたりなどがおすすめです。

身体に大きな負担がかかることは避けた方が良いでしょう


体外受精の移植の前後で生活スタイルを変化させる必要はありませんが、いくつか避けた方がよいことがあります。
まずは移植から24時間以内の水泳や入浴は雑菌に感染する可能性があるので避けましょう。
タンポンの使用も同じ理由で移植後は使用をおすすめできません。

運動は軽いストレッチ程度であれば問題ありませんが、ジョギングやテニス・エアロビクス・長時間のサイクリングなど身体に負担がかかりやすい激しいスポーツをすることや重い荷物を持ち上げる行為は避けた方が無難です。

生活面では、アルコールやカフェインなどの刺激物は控え、血流が悪くなる上有害物質を含むタバコも避けましょう。
また急激に体温が上がることや、反対に身体を冷やすことも避けたいところです。

リラックスできるからとサウナや熱いお風呂に浸かることはあまりおすすめできません。
夏場に冷たいものばかり食べるのも、身体を内側から冷やしてしまうため注意しましょう。

夫婦生活ですが、精液は子宮を収縮させる作用があるため、移植後2~3日は避けた方がよいとされたり、次の検診まで控えるようにと言われたりすることもあります。
受診しているクリニックの方針に従うことをおすすめします。

着床までの日数は初期胚は3~5日後、胚盤胞は1~2日かかります

体外受精の移植後、受精卵がいつ着床するのかは、受精卵をどのような状態で体内に戻したかによって日数が異なります。
初期胚を移植した場合は着床までに3~5日程度かかり、胚盤胞は初期胚よりも少し早く1~2日程度とされています。

着床が成功しても、すぐに妊娠が分かるわけではありません。
妊娠するとhCGホルモンという特別なホルモンが分泌されるため、尿中にそのhCGホルモンが排出されているかをチェックします。

hCGホルモンは妊娠した途端多量に出るというわけではなく、徐々に分泌量が増えるため、妊娠してすぐの尿では正確な数値が検出されません。
そのため、分泌が十分になるまで待ってから妊娠検査を行います。

移植してから2週間以上経ってから検査を行う病院が一般的です。
妊娠初期には着床痛や吐き気、臭いに敏感になるなどの兆候が見られることがありますが、すべての方に兆候がでるわけではありません。

まったくでない方もいれば、複数でる方もいます。
兆候がないからといって妊娠していないとは言い切れないため、がっかりせずに前向きに時期を待ちましょう。

(まとめ)体外受精の移植後の過ごし方は?

1.体外受精で移植後は、激しい運動を避ける程度でいつも通りの過ごし方をすれば大丈夫です

体外受精で移植した後はナーバスになり過ぎず、ストレスをためないように過ごすようにしましょう。

基本的にはいつも通りの過ごし方をしてOKですが、激しいスポーツなど体に負担のかかることは避けるようにしましょう。

2.体外受精の移植後はリラックスして過ごすことが一番です

体外受精で移植した後は、禁止事項を気にすることよりも、リラックスして体によいこと、たとえばバランスの取れた食事や質のよい睡眠をとることなどを意識して過ごすとよいでしょう。

3.体に大きな負担がかかることは避けた方が良いでしょう

基本的には、激しいスポーツや思い荷物を運ぶなど、体に大きな負担がかかることは念のために避けておいた方がよいということが言えます。

スポーツが趣味である人はストレスをためないように、軽いストレッチなどで対処すると良いでしょう。

4.着床までの日数は初期胚は3~5日後、胚盤胞は1~2日かかります

着床までの日数は移植した受精卵の状態によって異なり、初期胚を移植した場合は3~5日後、胚盤胞の場合は1~2日後だとされています。

妊娠検査はhCGホルモンが十分に分泌される頃に行うため、移植後2週間目以降に行うのが一般的です。