妊活とは、妊娠に向けて知識や計画を持つことです


妊活は本来、妊娠前の段階で、妊娠するために必要な知識を身につけたり、あるいは妊娠に向けて具体的な計画を立てたり活動を始めたりすることを指します。どちらかというとなかなか自然妊娠に至らず、どうにかして妊娠したいという場合に意図的に妊娠を計画することというニュアンスで用いられることが多い傾向です。

後悔しないために、妊活はできるだけ早めに始めましょう。

妊活は早いうちに始めるのが得策です

妊娠に向けた知識をつけるなどのことを妊活と呼びますが、十代や二十代前半で妊活を意識する人は少ない部類でしょう。初婚年齢の平均が上がっているのも原因の一因です。

しかし妊娠する可能性が少しでもあるのなら、まずはできるだけ早く、関心を持った段階ですぐに妊娠に向けての知識だけは持っておくことが重要となります。妊娠できる年齢には限界があるからです。

純粋に将来に向けて知識をつけようという意味で妊活を始める人もいれば、結婚していて、子供をもうけたいのになかなか妊娠できず数年が経過し、不妊なのではないかという悩みを抱いて妊活を意識する人もいます。しかし後者の場合、とくに35歳を超えているケースでは妊活や不妊治療の手段が大きく狭められてしまうのです。

高齢出産のケースも増えてきて、何歳になっても閉経さえしなければ産めると思っている人も少なくありません。しかし実際には年齢を重ねれば重ねるほど、出産確率は大きく下がり、不妊治療における出費等も跳ね上がっていきます。

一例として、40歳での自然妊娠の可能性はひと月に5%とさえ言われており、非常に難しいことが明らかとなっているのです。まだ子供はいらないと思っている場合でも、まずは知識を得て、ある程度のライフプランを決めておいた方が、後々戻らない年齢に後悔する可能性が少なくなるでしょう。

あらかじめ知っておいた方がよい知識がたくさんあります


妊活を早めに始めた方がよい理由のもう1つとして、妊娠前に知っておくべき知識が多いことが挙げられます。自然妊娠であっても、突然の妊娠に驚き、慌てて調べている間に赤ちゃんにとって大切な時期を逃してしまった、というような後悔も少なくありません。

また妊娠中、あるいは不妊治療中における検査代の目安や概要、病院の選び方などもあらかじめ知っておけば、金銭的負担についても確認し事前に準備しておくことができます。妊娠すると慌ただしくなり、つわりで動けない日々が続いたり、あるいは仕事のしかたで悩んだりとライフスタイルも大きく変わるため、できることは今からしておくのが負担軽減のポイントです。

また狙って妊娠したいのであれば、たとえば排卵日と受精の関係などといった妊娠の仕組みや、妊娠前からしておくべき体調管理などについても知っておくことが大切です。普段何気なく食べているものが、実は妊娠を妨げる原因となっているかもしれません。

自分が正しいと思っていた知識が、いざ調べてみると事実と異なっていた、というような可能性もあります。また現在では生活が多様化し、医学も進歩しているため、昔とはまた違った知識が必要になるケースもあるはずです。

一度自分の先入観を捨て、妊娠についての最新の情報を得るようにしていきましょう。

男性であっても妊活は重要です

妊活というといずれ妊婦となる女性主体の行動と考えられがちですが、男性側についても妊娠についての知識を持っておくことは重要です。当然のことながら男性と女性が揃わなければ妊娠することはできません。

また仮になかなか子供ができなかった場合、男性と女性、どちらに原因があるかは半々とも言われています。男性側も率先して知識を持つことで、妊娠確率を高め、またいざという時に妊婦を支える役に立つはずです。

その他、加齢やさまざまな生活習慣などによって、男性の精子の質も落ちていきます。若いうちはよくても、年齢を重ねるにつれて男性側も不妊のリスクが高くなっていくのです。

またたとえば、飲酒・喫煙・睡眠不足・精巣の温度の上昇など、意外なものも男性の精子の質を下げる一因です。すべてとまではいかずとも、ある程度知っておき、若いうちから意識していくことで、少しでも精子の質を維持することに役立つでしょう。

男性女性、いずれかに負担をかけるのではなく、夫婦揃って協力しあって妊活を進めていきましょう。

(まとめ)妊活とは具体的にどんなことを言うの?

1.妊活とは、妊娠に向けて知識や計画を持つことです

妊活とは、妊娠に向けて正しい知識を持ったり、計画を立てたりすることを指します。またなかなか妊娠できないために妊娠についてあらためて見つめ直し、計画的に妊娠しようとするという方向でも用いられることが多いでしょう。

2.妊活は早いうちに始めるのが得策です

どんな女性でも、望めばすぐに妊娠できるとは限りません。妊娠できる年齢には限りがあり、また35歳を過ぎると妊娠が急激に難しくなります。

若いうちに知っておけばよかったと後悔しないよう、できる限り早く妊活を始めましょう。

3.あらかじめ知っておいた方がよい知識がたくさんあります

妊活であらかじめ妊娠についての知識を得ておくことで、妊娠中に慌てたり後悔したりすることが少なくなります。妊娠前に知っておくべきことは多いのです。

さらに妊娠を計画する場合も、知識があった方が結果に繋がりやすくなるはずです。

4.男性であっても妊活は重要です

不妊で悩んでいる場合、男性と女性どちらに原因があるかは半々です。そのため男性も知識を持っておくのは大切なことです。

男性側でも、精子の質を落とさないようにできること、知っておくべきことはたくさんあります。夫婦で協力して妊活を行いましょう。

監修医情報

六本木レディースクリニック
小松保則医師
こまつ やすのり/Yasunori komatsu

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経歴
帝京大学医学部付属溝口病院勤務
母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
国立成育医療研究センター不妊診療科
六本木レディースクリニック勤務
資格・所属学会
日本産科婦人科学会 専門医
日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本産婦人科内視鏡学会

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院長 小松保則医師