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不規則な生活習慣だと、不妊症になりやすい体質となります
妊娠し無事出産するためには、体全体の健康はもちろんのこと、体内のホルモンバランスや卵巣、子宮といった器官の機能が正常であることも大切です。しかし日頃から乱れた生活態度をとっていると、自然と体がその生活に慣れてしまいます。
するとバランスが崩れて不妊症になってしまう場合もあるのです。自分の生活習慣を見直してみましょう。
不妊症になりやすい体質が存在します
病気でないのになかなか妊娠できないという場合、日頃の生活習慣が乱れていて、体が体質レベルで妊娠に向かない状態になってしまっているのかもしれません。たとえば痩せすぎたり、太りすぎたりしていると、女性ホルモンであるエストロゲンが少なすぎたり、多すぎたりしてバランスが崩れてしまうと言われています。
また喫煙も実際に妊娠確率が大幅に低下するというデータがあります。冷え性であると血行が悪くなったり、生理不順になったりする原因になりますし、運動不足もやはり血行不良を招いてしまいます。
血行が良くないと、全身に血液に栄養を乗せて運ぶ働きが衰えるために、卵巣機能の低下などの可能性も指摘されているのです。
このように実は病気までいかずとも、細かな部分で不妊症になりやすい体質というものが存在します。
そして痩せすぎているけれども他は健康な女性よりは、やはり痩せすぎて冷え性で運動不足である女性の方が、より体質的には不妊に向かなくなると言えるでしょう。
不摂生が積み重なって大変なことになる前に、意識的に生活習慣を正していきましょう。
ストレスが不妊症の体質を悪化させます
日頃の生活習慣でもう1つ注意しておきたいのが精神的なストレスです。ストレスは妊孕力を大きく低下させると言われています。
不妊症に悩む人の間では「合わない会社を退職したら翌月妊娠した」とか、そこまではいかなくとも「ストレスから解放されたら月経不順がなくなり毎月きちんと来るようになった」というような話もよく聞きます。
実際にストレスと妊娠の関係性を調べたデータもあり、不妊にストレスはできるだけ避けたい要素です。
しかしながら不妊症で悩んでいることそのものが、すでにストレスとなっていることも多くあります。また治療していて結果が出ずに焦ってしまい悪循環になっているケースもあるものです。
こうしたことにならないよう、できるだけ日頃からストレス解消の手段を多く持っておくことが大切です。パートナーと話し合って理解し合い、苦しい時には支えてもらうのもよいでしょう。
また趣味に没頭する時間を作るのもおすすめです。ストレスを作らず、溜め込まない生活を続けていくことでより妊娠しやすい体質を作ることができるでしょう。
あらゆる面から体質を見直していきましょう
不妊症になりやすい体質となってしまっている場合、その体質を改善していかなければなりません。しかし具体的な方法がわからない場合も多いことでしょう。
不妊症の体質改善のためには、まず全体的に規則正しい生活習慣を身につけましょう。夜は早く寝て、睡眠をたっぷりと取り朝日を浴び運動しバランスのよい食事をするといったことです。
その上で、自分の周りで何か体に悪そうなことがないか、探してみるとよいでしょう。
飲酒や喫煙はもっての外ですが、たとえば他にも人間関係のストレスや仕事のしすぎ、あるいは極度に心配してしまったり、怒りっぽかったりする自分の性格などさまざまなものがあるでしょう。
よいことをするだけでなく悪いことを取り除く努力をしていくことによって体質は改善されていくはずです。また+αで漢方やサプリメント、ヨガなど自分のできる範囲で取り入れていくのもよいかもしれません。
病気と違い、体質は薬を飲んですぐに治るというものではないため、効果が出るまでには試行錯誤することもあり時間も必要です。長い目で見て取り組んでいきましょう。
(まとめ)不妊症になりやすい体質ってあるの?
生活習慣が乱れていると、自然に体がその習慣に慣れていき、体の機能も乱れていきます。妊娠するためには体内のホルモンバランスやそれぞれの器官などの機能が大切です。
生活習慣を正すことが妊娠しやすい体質を作るでしょう。
不妊症というと病気のように感じられますが、実際には病気ではなく、体質のせいで不妊となっていることもよくあります。痩せすぎや太りすぎ、冷え性や運動不足など、一見大したことのないように見えることも実は不妊に密接に繋がっているのです。
不妊症になりやすい体質としてとくに気をつけたいのがストレスです。ストレスは妊娠に影響することがわかっています。
ストレス解消の場を設けたり、パートナーと話し合ったりしてストレスを溜めないように心がけましょう。
具体的に体質改善をしていくためには、早寝早起きやバランスのよい食事をするなど生活習慣を正し、さらに今までついやってしまっていた悪い習慣を取り除いていく必要があります。
その上で、何か他に興味のある健康法なども取り入れていくとよいでしょう。